はまのや

天神にある、Fusicという会社で働いています。 AI・IoTチームが所属する部門の部…

はまのや

天神にある、Fusicという会社で働いています。 AI・IoTチームが所属する部門の部門長をしており、日々情報収集することを心がけています。 技術の話やその他の気づきなんかをネタに、記事を書いてみることにしました。 Done is better than nothing.

最近の記事

GPT detectors are biased against non-native English writers

GPT detectors are biased against non-native English writers という論文をざっと読んだ。論文というより、読み物という感じだったが。 最近の、論文の読み方最近は、論文を読んでその論文の中身の式についてしっかり考える機会がめっぽう減ってしまった。それどころか、論文をじっくり読むことも少なくなってしまった。良くないと思う一方で、全く論文を読まないよりは少しでも触れたほうが良いだろうとも思う。 論文を探すのには、以下のサイ

    • AWS のGenerative AI に関する発表のすごさ

      AWS が生成AIへの参入を発表した。 自分は仕事でよくAWSを使うし、機械学習については一定の知識を持っていると思うので、このニュースの知られていない凄さの一端を解説することはできるかもしれないと思った。違うこと、足りていないことなどあったら、まさかり投げてほしい。 久々に、AWSから度肝を抜かれるような発表が出た。 自分がこのニュースを知ったのは日経新聞の通知だった。正直、このタイトルはこのニュースの本質を表していない。本文を読んでも、重要なことが書いていない。ただ、こ

      • SportsMOT というバレー・バスケ・サッカーの選手をトラッキングするデータセットが出た

        マルチオブジェクトトラッキング用の新しいデータセット。 1. 高速で、速度変化が含まれる動き 2. 似ているけれども、目で見て違いが分かる外観 という2つの特徴が重要だと主張している。 データセット概要バスケットボール、バレーボール、サッカーの3つのカテゴリーに対して、240のビデオクリップ、150,000フレーム以上、1.6M以上の境界ボックスを含んだデータセット。SportsMOTは、各フレームで各プレイヤーに対して1つの境界ボックスを提供し、トラッキング精度を向上させ

        • 入社1年目の教科書

          今の会社に新卒(※1)で入社したのが2016年だ。 今2023年なので、入社してから丸7年が経ったことになる。 先日本棚を整理していたところ、ふと、「入社1年目の教科書」を手に取った。本当に、何の気なしに。 この本は、新卒で入社が決まった時に、「リーダブルコード」「パーフェクトPHP」とともに会社から贈られたものだったと記憶している。 さすがに入社前に会社から送られた本だから読んだとは思うが、中身は一切覚えていなかった。 開いて、衝撃を受けた。 この本の最初の教えは、「

        GPT detectors are biased against non-native English writers

          電卓とパソコンとChatGPT

          今週の月曜日から、ChatGPTを本格的に触り始めた。 ChatGPTは、果てしなく驚異的だ。昨日のブログにも書いたように論文を読む手助けをしてくれる。 ChatGPTはたしかにすごい「この技術が自分が学生の頃にあったらどんなに研究が楽だっただろう。」 自分も感じたし、Twitterでリツイートしてくれた方も同じような感想を持たれたようだ。うちの社員にもChatPDFを紹介したが、まだまだ間違っているところがあると言っていた。でも、そんな問題が解決されるのは時間の問題だろう

          電卓とパソコンとChatGPT

          Segment Anything Model という論文の存在を知った

          昨夜、チームメンバーがこんなデモ画像とともに、論文を貼ってくれました。 とてもカラフルな弊社のWebサイト、かと思いきや、画像をセグメンテーションしているではありませんか! 画面中央の文字、「個性をかき集めて、驚きの角度から世の中をアップデートしつづける。」の後ろにある木のエリアは木のエリアとしてグルーピングされていて、白い壁は白い壁としてグルーピングされている。すごい! デモを触るこちらのページがプロジェクトページです。demoも用意されています。そして、デモには自分で

          Segment Anything Model という論文の存在を知った

          ChatGPT デー、失敗

          昨日の今頃、今日をChatGPTデーにしようと考えていた。 そのためにChatGPT Plus にも登録したし、提案資料を作るというタスクも準備したし、リモートワークにもした。 でも、失敗した。 失敗の原因失敗の原因を振り返って考えてみた。 主に、以下の3つかなと思った。 ChatGPTを開くのめんどくさい 提案活動は、ハイコンテクスト 割り込みタスクが想像以上に多い 具体的な話は、以後書いていこうと思う。 ChatGPTを開くのめんどくさい身も蓋もないが、

          ChatGPT デー、失敗

          明日、ChatGPT デー開催

          ChatGPTの有償プランを契約したので、GPT-4 が解禁された(Edge)。 GPT-4 は、25メッセージ / 3h という微妙な制約がついているが、GPT-4 が使えることには変わりない! 明日はリモートワークの予定なので、様々な業務にChatGPTを活用してみよう!と、今から少しワクワクしている。 出社の理由とリモートワークの魅力自分は普段、出社して働くことが多い。その主な理由は、打ち合わせが多いことと、すれ違いざまの雑談を大事にしているからだ。電話では話題に

          明日、ChatGPT デー開催

          人のプレゼンは、ちゃんと聞くこと

          今日、新たな制度を提案するプレゼンテーションを聞いた。 自分は、大きなストーリーも気になったが、それ以上に枝葉も気になった。 プレゼンテーションが終わった後、いくつか質問をした。他のメンバーも、いくつか質問をした。 新たな制度について、賛成の意見、反対の意見が出るのは仕方ない。 全員で意見を統一するためのディスカッションは、とても大切でとても有用だと思う。 でも、今日の質問・意見は、「批判のための批判」になっていたかもしれない。 自分の知的好奇心を満足させるための質問、相手を

          人のプレゼンは、ちゃんと聞くこと