見出し画像

境目

脛くらいの高さしかない ちんまりとしたヒーターをつければ、3分程ですっかりあたたまる約6畳のわたしのちいさな部屋。ふとんに寝転がり、嗚呼お風呂に入らなきゃ、などと思いながらぬるっと文字を綴る、少し居心地の悪い日曜と月曜の境目。

部屋があたたまっていくにつれ自分の心の淋しさが浮いてくるように感じて、これだから冬は、と、冬に八つ当たりしたくなる。夏真っ只中に生まれたことも大いに関係している気がするけれど、わたしは根っからの夏派である。海が好きだし、縁側で聞く風鈴の音が好きだし、揉みくちゃになりながら眺める花火も好き。でも、別に冬が嫌いなわけではない。冬は冬で、もこもこのアウターはかわいいし、あたたかなココアを飲んだ時の幸せは言葉に表せないし、人肌のぬくもりをしみじみと感じられる。好きな人と手を繋いだ時の、あの独特の安心感は、一体全体なんなのでしょうね。


揺れ動く心情に、戸惑ったり、落ち込んだり、そんな毎日ですが、小さなことに喜びを感じたり、わくわくできる自分のことはなかなか好きだったりします。
沢山の人の感情が綴られているこの場で、わたしも、わたしの言葉で、好きな時に、ゆるゆると記録していこうと思う。

皆様どうぞ、よしなに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?