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【Garmin epix Pro (Gen 2) 51mm】レビュー:仕事もランニングもゴルフも。シーンを選ばない万能時計

こんにちは、八重洲リーマン、別の名を八重洲ランナーと申します。

今回紹介するのはGarminの「Garmin epix Pro (Gen 2) 51mm」というスマートウォッチです。
約4年間使用したApple Watch Series 5(Nike)の後継として、日課のランニングの記録、体調管理と併せて、普段使いも兼ねて購入したのですが、想像以上の快適さと使用感でした。
購入後約1か月半使用した感想も交えてレビューします。

4年間愛用したApple Watch Series5

尚、当NOTEで紹介するランニングアイテムはすべて自費で購入し、忖度なしでレビューしています。

Garminとは?

ガーミン(Garmin)はアメリカ生まれのGPS・GNSS機器メーカー。主には軍関係者向けのGPS測定機器や、航空機向けの計器類、マリン用の魚群探知機の開発を行っていた企業が、その豊富なGPSメーカーとしての経験を盛り込んだウェアラブル端末市場に参入した経緯です。圧倒的な技術力をベースに、全世界的にブランド認知があり、玄人向け(それこそ軍関係者)、若しくは中級者以上のアスリート、或いはゴルフ距離計測用スマートウォッチ等の二ッチ分野をバリューゾーンとしたスパートウォッチを開発・販売しているメーカーです。

Garmin ホームページより

主な特徴(epix Pro Gen 2 51mm)

オン(ランニング・サイクリング・トレーニング)でもオフ(仕事やそれ以外のシーン)でも使えるGarminのフラッグシップモデルのスマートウォッチです。主な特徴は次のとおり。

☑︎ 約1か月もつバッテリー(スマートウォッチモード: 31日)

☑︎ ディスプレイ: 35.56mmのサイズ感ながら、軽量88g

☑︎ カラーバリエーションは、ブラックのみ

☑︎ 液晶画面、AMOLED採用

☑︎ 多数の計測できる種目・競技

☑︎ SUICA、Garmin Payの利用が可能

☑︎ 既存ランニングアプリとの連携も可能

☑︎ ライト搭載で夜間ランも安心

☑︎ 定価は143,000円

購入前に最も刺さったのが、バッテリーの持ち時間の長さと既存ランニングアプリとの連携が可能な点でした。
毎日充電を繰り返さないといけなかったApple Watchのストレスから解放される喜び、一方でこれまでのランニング記録を貯めこんでいるNikeランアプリとの連携も維持したい。
そんな需要を満たしてくれつつ、更にランナーである自分、会社員である自分、双方の場面に対応できるフォルムや質感のスマートウォッチを探していた中でGarminのepix Pro 51mmに出会い一目ぼれをしました。

相応に高い買い物でしたので、公式サイト、Xでの検索、実店舗(渋谷と熊本)で何度も確認し、納得した上で購入を決定しました。

表面の様子。艶消し気味のオールブラックなカラーリングに、控えめな「Garmin」のロゴがシンプルさと高級感を醸し出しています。

背面。EPIX Proの文字が光る。光学センサーが付いており、こちらで各種データを集計・計測。充電プラグも背面についています。
背面の刻印み高級感を感じます。

サイズ感

AppleWatchから乗り換えた方からすると、51mmはかなり大きく感じると思います。デカい無骨感のある時計が好きな方にはフィットすると思います。
3サイズ展開しているので、51mm・47mm・42mm、きっとご自身に合うサイズは見つかると思います!

いかにも重そうに見えますが、総重量88gと、見た目ほどの重さは感じません。存在感はあるけど、気になり過ぎない。そんな装着感です。

デザイン性(職場でも違和感なし)

シンプルさと洗練されている存在感が両立しています。
スポーツ時、ビジネスシーンどちらであっても浮くことのない、普遍性のあるデザインが男心をくすぐります。
良い機能に良いデザイン。ほんものを追求したい、見栄や華美さではなく、実用と本質を追い求める人の感性を刺激します。

バッテリー持ち時間は異次元

この時計の最高の付加価値と言っても過言ではない機能が、長時間バッテリーです。実際に2024年7月1日から使い始めて、これまで2度しか充電していません(2024年8月27日現在、残り18日の充電日数)。
Apple Watchを毎日充電していた身からすると、ストレスの軽減具合が半端じゃないです。

ちなみにこれまでの私の使用具合は、
画面はかざして着くやつ(点灯8秒)、夜ラン時に1回30分程ライト点灯(これまで夜ランは5回ほど)、ほぼ毎日30分間ランニング計測。
こんな具合です。

実際、epix Proを購入する前は、別のフラッグシップモデルであり、バッテリー日数が脅威の37日(ソーラー充電もできる)のfenix 7X Proを購入するか最後まで悩みました。

結果的にEPIX Proにして本当に良かったと思っています。epix Proのバッテリー日数も十分凄まじいですし、使っていてソーラー充電の必要性は感じないですし、何よりもAMOLED液晶がとても見やすいです(fenixはAMOLEDでないので正直試着した時に見辛いと思ってしまいました)。

AMOLED液晶が超見やすい(タッチ反応は悪くない)

EPIX Proの売りの一つが、この液晶ディスプレイです。とても見やすい液晶画面です。色彩も鮮やかで、どの様な角度から見てもしっかりくっきりと画面が確認できます。

暗がりでもこれだけしっかりと見えます

また、タッチパネルの反応も悪くはないです。「とても良い。さくさく」とまでは言い切れませんが、「普通に」「ストレスのないレベル」の作動感です。

なお、液晶画面は、サファイアクリスタルが使用されており汚れや傷に強い仕立てとなっています。液晶を囲むベゼルもDLCコーティングと呼ばれる傷に強い加工がされており、今の所全く傷はついていないです。
私は気にしいなので、画面保護フィルムもしっかりと貼っていますが笑

ランニング時の使用感

ボタンを2回押すだけでスタート・ストップが出来ますので、とても直感的な操作が可能です(デフォルト設定のまま使用しているので、1km毎に「ピピ」っと音で通知してくれます。
一時停止する時もボタン1つでOK。操作し易い作りです。
夜ランの際は、ライト点灯機能もついています。こちらもボタン二度押しですぐつきます。白色のライトと赤色のライトを選択できますので利用シーンに応じて使い分けられます。


ちなみにバンドも着脱可能な仕様となっている為、私はランニング後にシャワーを浴びる際に時計も丸ごと洗っています。着脱も、個人的にはApple Watchよりも簡単で、ポイントが高いです。

また、市販で純正のバンドも販売している為、バンド2本体制で、なるべく汗の嫌な臭いがこびりつかない様に工夫して使っています。

ゴルフ時の使用感

Garminの高性能GPS機能を利用したゴルフ距離計測機能もついています。使い勝手は悪くありません。私はこれまでラウンド中は腕に何も装着せずにゴルフをしてきましたが、この時計をつけていても大して邪魔に感じることもありません。

Garmin Connectアプリとの連携・使用感

Garmin社が提供しているアプリと連携することにより、EPIX Proで収集したデータをアプリ上で確認することが出来ます。
表示できる項目はカスタマイズできます。個人的に気に入っているのがBody Battery機能です。
睡眠によりバッテリーがプラスされ、日々の活動(ストレスレベル)でバッテリーがマイナスされて、自身の1日のバッテリー残量がどの程度か表示してくれます。

5未満の数値にはならない、昼寝を計測してくれない(2時間程度の長めの昼寝も計測してくれませんでした)等、若干のツッコミどころはあるのですが、概ねバッテリーレベルと自分が体感している疲労度は一致している感覚があります。
体力がバッテリーとして可視化される機能はとても斬新ですし、バッテリー回復の為にはなるべく睡眠を取るというシンプルな設計となっている為、睡眠不足改善に繋がる機能です。

Garmin Pay/SUICA機能/音楽機能

基本的にGarminはAndroid対応です。iOSには対応していないと思って頂いた方がよいため、iPhoneユーザーの私はここらへんの機能はあまり使いこなせていません。iPhoneユーザーにアンフレンドリーな点は、人によってはマイナスポイントかもしれませんね。
私個人は、外ランニング中は音楽を聞かない派ですし(ジムランであればスマホ持っていきますし)、SUICAもPay機能もスマホで十分なタイプなので、今のところ使いこなせていない機能です。

総合評価:大変満足

私のレビューは忖度無しをモットーとしていますので、なるべくネガティブなポイントもお伝えすることを意識しているのですが、少なくとも使用2ヶ月の今は、ほぼ文句はありません。

定期的な運動をしている会社員の方は買って後悔することはないのではないかと思います。

もし、まだ自分にはこの機能は早いかもしれないと思っている方、もしくは欲しいけどそんなに運動しないだろう。
という方がいれば、よりエントリーモデルのGarminもありますので、まずはそちらをお試しすることをおすすめします!

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