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ブーメランが刺さった山中竹春市長

372万の横浜市民の皆様、お疲れ様です。
本日も横浜市政のおかしな点を紹介したいと思います。

本日取り上げるのはダメな市政の象徴でもある山中竹春市長です。
この人は本当にダメですね。また、ダメな市長であることを証明してしまいました。

今回はどんな点なのか、ご覧ください。

山中竹春横浜市長が講演を行った

山中竹春市長が神奈川政経懇話会の6月定例会で講演をしました。神奈川新聞が記事にしています。

子育て支援の取り組みを話したそうです。山中竹春市長が話した子育て支援というのは、恐らくこれでしょう。

ハマハグとは、登録した妊娠中の方や小学生以下の子どもがいる家庭の方が登録をすると、協賛したお店や企業からサービスを受けられるシステムです。

違っていたらごめんなさい。「カナロコ」は有料記事なので無料では記事が読めないため推測するしかありませんでした。

一ヶ月前にタウンニュースのインタビューではこのように答えてしました。

 具体的な取組として、市独自となる出産費用の最大9万円上乗せ助成や、「極めてユニークな、全国初のアプリ」という子育て応援アプリ(仮称)のリリース、全ての放課後キッズクラブ・放課後児童クラブでの夏休み期間中の昼食提供のモデル実施などを挙げた。

 子育て支援について、これまでも継続した取組を進めてきた山中市長。「『子育て支援をしようという市の雰囲気を感じる』と言われ嬉しかった」と市民とのやり取りに触れ、「引き続きスピード感を持って市民の皆様のニーズに応えていきたい」と力を込めた。

山中市長インタビュー 子育てに「ゆとり」創出 直接支援で実感へ

カナロコの山中竹春市長講演記事の解説をしてくれた横浜市議が現れた!

山中竹春ウォッチャーになって、一挙手一投足を監視するために「カナロコ」の有料会員になろうかと思案していた私のもとに、X(旧Twitter)から一つのポストが投稿されました。

投稿主は横山正人横浜市議(青葉区選出)です。議長経験者で自民党所属。当選回数8回のベテランです。

横山市議が山中竹春市長の講演の記事を読んで苦言を呈していました。

詳細は横山市議にポストをご覧いただきたいのですが、私が気になったのは下記の部分です。

記事では「市長就任直後に目の当たりにした「お役所」の実態も披露。複数の会議において、上司が返答に窮してしまう場面に備え、資料を差し出すためだけに出席している部下がいたと明かし、「恥ずかしい話だが、当たり前のことができていなかった」と述べ、人件費をはじめとしたコストへの意識改革を進めているとした。」と報じています。

横山正人市議のX

これを読んだ瞬間、私はズッコケました。

どの口が言っているのでしょうか?

山中竹春市長にお聞きしたい。

あなたは市議会や定例会見で、答弁に困ったときも職員を手を借りずに答えたのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。市長が困ったときに職員が助け舟をだしています。

名指しで聞かれても答えない山中竹春横浜市長


山中竹春横浜市長

返答に困った山中竹春市長をかばって、職員が代わりに答えたことは何度もあります。

市議会では、名指しされたのに答弁に出てきたのは横浜市の職員だったこともあります。それがあまりにも多いせいか、市議から議会の質疑の冒頭でこんな苦言を呈されています。

◆小松範昭委員 
質問の前に一言申し述べさせていただきます。
 私は、この総合審査の質問に当たり各局と調整し必死に質問事項をまとめ上げたのですが、そんなときある元議長経験者の先輩から、自分のときには市長に答弁をさせないような局長がおり、局ぐるみでそういった動きがあったけれども、そのようなことはございませんかと尋ねられ、そうなのです、今まさにそういった感じのところがあると思っていたところですと申し上げたところ、そうですか、そういうときは通告にはございませんが市長はどう考えておりますかと直接質問すればよいのですとアドバイスをいただくとともに、はたまたそのようなことをするのは市長や局長があなたを嫌っているか、小ばかにしてなめられているか、さもなければ市長や局長がされたくない質問をあなたがしようとしているかのどれかだと思いますと言われ、いろいろと考えさせられたところであります。
 私は、総合審査の質問に立つということは、私たちにとって市長との一問一答により市長の本音を聞き出す最大のチャンスであり、市長におかれては御自身の意図することを御自身の言葉で市会議員や市民に伝えられる最大のPRの場であると思っておりましたが、そうではないでしょうか。市長に答弁させないことは市長を守ることだと忖度する局長や局があるとすれば大変残念であると申し上げ、自由民主党横浜市会議員団を代表して、私、小松範昭明が質問させていただきます。

横浜市  令和 5年 令和4年度決算第一特別委員会  09月29日

職員にかばってもらっているのに、感謝の言葉を述べるどころか、公の場で非難です。何を考えているのでしょうか?

定例会見でも”逃げの山中”は健在です。フリーランスやWEBメデイアの記者を定例会見から締め出す理由を説明するときも自分で答えていません。

フリーランス 畠山
思われないということですね。分かりました。あともう一つ、この記者会見の出席の条件なんですけれども。12月21日に変更がされていたんですけれども、従来よりも少し厳しくなっているんですけれども、これは、参加条件の変更というのはなぜ行われたのかということを伺いたいと思います。今日も会見席に空席があって、参加を希望される方、もっと記者の方に来てもらってもいいかなと個人的には思うんですけれども、なぜ出席の条件を絞るような変更が突然なされたのかっていうのを教えてください。

市長:
はい。ご質問ありがとうございます。出席要件に関しては、変えてないというふうに承知してますが。ちょっとお願いできますか。

政策局報道担当部長 佐藤:
よろしいですか。報道担当部長の佐藤と申します。フリーランスの皆様のですね、参加基準につきましては、横浜市が8月30日のですね、市長の就任会見からフリーランスの方の出席については可ということで対応しておりますけれども、それ以来ですね、内閣府の大臣会見記者会見における基準を準用しておりまして基準の変更はしておりません。それで今回ですね、ホームページに記載させていただいてはいるんですけれども、これまで変更はしていないんですけれども、その基準が内閣府の方のページに載ってる内容のものをですね、横浜市のホームページに載せているというだけのことになりますので、特にですね、ほか、外からですね、参加したいというふうな方の問合せが増えておりますので、いったんホームページをご覧いただければということで、ホームページの記載内容を変えただけで基準自体は変えていない、というふうにご理解いただければと。

フリーランス 畠山
ということは、今まで出席していた方は、この後も参加ができるという認識でいいんでしょうか。

政策局報道担当部長 佐藤
あの、基準の中にですね、6か月以内の署名記事掲載というのがあるんですけれども。それをご覧いただいている方もいらっしゃると思いますけれども。そうすると時期が経過して、他にもそういう署名記事掲載がなくなるとですとね、現実にその基準の部分というのがなくなってまいりますので、そういう方につきましては事前にですね、ご連絡をさせていただきまして。記事掲載をしていただければまた参加できますので。そういったこともお願いするような、運用を行っています。

フリーランス 畠山
すいません。根本的なところでなぜ内閣府の基準を準用されてるんでしょうか。

政策局報道担当部長 佐藤
当初いろいろ検討したんですけれども、内閣府の基準、そのものが一つの考え方としてあるということもありましたもので、それを基準として横浜市も使わせていただいたということでございます。

市長定例記者会見(令和3年12月23日)

この後に、ちょこっと出てきて同じことを答えただけです。因みにフリーランスやWEBメデイアの記者は現在も横浜市長の定例会見に参加できていません。御用記者ばかりです。

その御用記者からの質問にも答えないのが山中竹春市長です。

一番最新の定例会見では「蓄電池で家庭の太陽光をフル活用100%再エネ「ハマでんちプラン」の開始」を発表しました。


会見には、(株)東急パワーサプライと東北電力フロンティア(株)から代表取締役社長や常務取締役といった幹部が参加していました。

プレゼントは山中竹春市長が行いましたが、質疑応答に移ると、態度が一変。貝のように口が固くなったのです。

神奈川新聞 武田:
神奈川新聞の武田です。まず今回のハマでんちプランは対象は現時点で東急のパワーサプライさんの再エネサービスを、ここ受けている方が対象になる形なんでしょうか。新しく加入したりとかあるいは別の会社さんの再エネを利用されている家庭っていうのも、これに全て切りかえるようなイメージなんですか。そのあたりを教えていただければ。

株式会社東急パワーサプライ 村井 代表取締役社長:
はい。対象に関しましては、横浜市民、横浜市内のお客様を広く対象にしております。したがって、大きくとらえていただければ、現在の電力サービスをいずれの会社から受けておられてもですね、そこにこだわりはなくですね、このサービスを契機に蓄電池を置いて、始めようかなっていう方を広く募集するという形になってまいります。

神奈川新聞 武田:
ありがとうございます。そうすると最初のその蓄電池はこのイニシャルコストが0円でという形で、一般的にはその電力量というか、毎月のその例えばいま東電でという方が一般的には多いかと思いますが、その方と例えばこちらに切り替えることでの料金の差っていうのは概ねどんなイメージになるのでしょうか。

株式会社東急パワーサプライ 今野 電力企画室グループ長:
こちらにつきましては東急パワーサプライの今野からご説明申し上げます。こちら一般的なご家庭からですね、こちら太陽光パネルを保有しているご家庭がこちらのハマでんちプランに入った場合はですね、月3,000円程度のコストメリットがあると考えております。こちらはですね、蓄電池の導入によりまして、太陽光発電の自家消費率が上がること、後はセットで販売しております当社の安価なプランをご利用いただけるというところでコストメリットが期待できるというところでございます。

市長定例記者会見(令和6年5月30日)

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。日経さん。

日本経済新聞 松原:
お世話になっております。ありがとうございます。日本経済新聞松原と申します。すみません先ほどの価格のところで確認なんですけれども、これはハマでんちのモデルのところで書いてある売電をした場合で、仮にその10円程度でその売電した場合と比べても3,000円程度のコストメリットがあるという理解でよろしいでしょうか。

株式会社東急パワーサプライ 今野 電力企画室グループ長:
はい。そちらもご理解のとおりでございます。


日本経済新聞 松原:
わかりました。あとこちら初期費用は0円ということなんですけれども、これ別途例えば月額のシステム利用料だったりとかそういうのはかからないでしょうか。

株式会社東急パワーサプライ 今野 電力企画室グループ長
こちらは蓄電池に関しましてはリース契約を結ぶこととなりますので、リースの契約の料金が発生いたします。

市長定例記者会見(令和6年5月30日)

政策経営局報道課長 矢野:
その他いかがでしょうか。東京新聞さん。

東京新聞 神谷:
東京新聞の神谷です。取組としては良いことだと思うんですけれども、ちょっと思ったのが、蓄電池の導入とか余剰電力の売電とか、いろんな業者さんがあって消費者の方が選べると思うんですけれども、あえて今回の2つの事業者さんとの取組を市が紹介する理由といいますか、ちょっと公共の市として個別の事業者さんとのことをあえて協定を結んだということとか、ちょっと違和感というか個々の民間企業のことを紹介してるような感じもしなくもないんですけれども、その辺り市としての意義っていうのを改めて教えてもらえますか。

政策経営局報道課長 矢野:
所管局。

脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部長 岡崎:
脱炭素局の岡崎と申します。今回ですね1枚目のスライドにもあるんですけど。事業者向けに再エネを導入する方、やってくれる方おられるんですけど、市民向けにやってくださいということでうちのほうからテーマ型の共創フロントで公募いたしまして、それで来てくださったんで、今回連携を結んでやるという、そういった形をとっております。今後他のところが来ても公平にそれは一緒にやっていくっていう形になろうかと思います。

東京新聞 神谷:
そうすると、現在のところ市民向け、市との連携に関してっていうことですか。

脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部長 岡崎
今、市民向けで、横浜市のほうのテーマ型共創フロントで再エネ普及と、それから広域連携自治体への地域活性化みたいな、それを同時並行で成立させる方っていう方で公募しております。その理由は、広域連携やっていかないと横浜市の再エネの量が全く足りないような状況なんで、そこをテーマに公募して、それでやってくださるという形で来てくださりました。

東京新聞 神谷:
分かりました。これは、第1弾というような理解でよろしいんですよね。

脱炭素・GREEN×EXPO推進局脱炭素社会移行推進部長 岡崎
はい。第1弾っていうそういった形ですね。

東京新聞 神谷:
分かりました。ありがとうございます。

市長定例記者会見(令和6年5月30日)

プレゼンしたくせに質疑応答にはほとんど出てきません。最後の方にチョコと出てきただけです。

そんな状態なのによくもまあ

複数の会議において、上司が返答に窮してしまう場面に備え、資料を差し出すためだけに出席している部下がいたと明かし、「恥ずかしい話だが、当たり前のことができていなかった」

横山正人横浜市議のX

などと言えたものです。恥ずかしくないのでしょうか。「人件費をはじめとしたコストへの意識改革を進めている」なんて言ったそうですが、あなたの人件費が一番の無駄です。

それと、横山正人市議も指摘していますが、定例会見であなたが使っているパワーポイントの書類は、職員が作っているのですよ。

少しは職員に対して感謝の気持ちを言葉で表しなさい。できないなら市議会や定例会見で職員に頼らずにご自分が全て答えてください。

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