大嶋吾郎

スタジオ&サポートミュージシャン。コーラス、ギター、作編曲、舞台音楽。愛車(バ…

大嶋吾郎

スタジオ&サポートミュージシャン。コーラス、ギター、作編曲、舞台音楽。愛車(バイク)はBMW R18。船舶2級とりました。

最近の記事

『This is my Column_240920』Vol.4 レコーディングあれこれ①

「勘と度胸にも限界がある」 ミュージシャンのお仕事のスタートはコーラスでした。今は色々な楽器を演奏したり、作編曲をやったりしていますが、スタートはコーラス。最初のお仕事は何だったか覚えていませんがレコーディングだったのは確か。CMだったか、カラオケのガイドヴォーカルだったかだと思います。20代後半でした。 譜面読めなかったなぁ。今も弱いけどね。譜面もハモリも手こずってたなぁ。 覚えちゃえばなんて事ないメロディやパートなんですよ。でもね、お仕事のレコーディングって覚えて歌うんじ

    • 『This is my Column_240906』Vol.2 舞台の「歌唱指導」について。

      舞台のお仕事に関わるようになって約10年、現在は音楽を作ったり、音楽監督をやったりがほとんどですが、「歌唱指導」も担当する事があります。だって元々は歌が専門ですのでね。 歌唱指導とはその名の通り、役者さん達に歌の指導をする役職の事です。演劇の歌唱は一般的な歌唱と違い、芝居の中で歌う、踊りながら歌うといった様々な要素が絡みます。そこで演者や演出家と相談しつつ、芝居上の歌の「質感」みたいなものを作ってアドバイスしていくわけです。 といいつつ、限られた稽古時間なので場合によっては曲

      • 『This is my Column_240917』Vol.3 ポンタさんとの思い出①

        村上ポンタ秀一、言わずと知れた唯一無二のドラマー。僕が愛して尊敬してやまない人です。今しょっちゅう一緒にやっているドラムのグレイスさんも僕の同志。いつもポンタさんを感じながら演奏している。 僕は若い頃からずっとポンタさんとバンドをやってきた。が、定期的なライブハウスでのライブ、本当にお客さんがいなかった。ポンタさんをお呼びしてるのだからそれだけで客席が埋まる!はずがない。いや、最初は立ち見が出るほどの盛況っぷり。でも段々と減っていく。それが現実だった。そんな中ずっと通ってく

        • 『This is My Column_240901』 Vol.1. 鈴木勝秀さんの舞台音楽

          8月28日のライブ、『This is My Socre』にて会場限定でお配りした冊子の冒頭のエッセイ部分のみ公開いたします。 Vol.1. 鈴木勝秀さんの舞台音楽 鈴木勝秀さんの演出作品の音楽を手掛けるようになって10年程になる。そもそものきっかけは2008年8月にシアタークリエにて上演された【デュエット】という舞台にアンサンブルとして出演したのが始まりで、それがスズカツさんとの出会い。直前に知り合ったミュージシャンで俳優の結樺健(ゆからけん)くんの推薦での出演だった。その

        『This is my Column_240920』Vol.4 レコーディングあれこれ①