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パーソナリティー障害

この本を読んで改めて思ったけど
パーソナリティーの問題って結局は
生育環境または遺伝子の影響による
「性格の歪み」な訳だから
治療方法がないんだよ

病気に至る前の時点での
性格の歪み、つまり単なる性格の悪さとか
性格に難ありという形で露呈するのが
パーソナリティー障害だから薬がないの

献身的で適切なサポートを得て
本人が気付いて改めていくしかないなんて
一体どんだけの奇跡なんだ

ほとんど悟りを開くと同義
と言っていいくらいのレベル

ほとんどの場合
そんな奇跡は期待できないわけで

その場合できることは
本人が病名がつく病気に至るまで
症状が進むのを待って病院に入れるか
犯罪に至るまで待って警察の手を借りるか
しかない

そんなの待ってたら
支える家族の方もおかしくなる

家族の狂気に晒されながら
殺すか殺されるかの瀬戸際の日常を
送っている人は実はたくさんいるんじゃないかな

父親が妻と子供を殺して自分も自殺未遂とか、別れた恋人を滅多刺しとか、そういう事件が定期的に起こるけど、そこにはものすごい高い確率でこのパーソナリティーの問題が隠れてると思ってる

うれしくて涙がでるよ