お金の不安に飲み込まれそうなときは、いまある豊かさを思い出そう
わたしは少し前までお金の不安に取り憑かれていた。
夫と死別して2年半が経過し、わたしはいまだ無職だった。
そのころ娘と息子が私立の学校に同時に入学したことを機にわたしのお金の不安はピークに達した。
夜も眠れないほどの恐怖がわたしを襲った。
それをわたしは前述したとおり、からだに意識を向けて恐怖を感じきることで恐怖を抱き参らせていった。
それと同時にもうひとつ、やったことがある。
それは
いまある豊かさに目を向けること
わたしたちはたったいま、この瞬間もたくさんの豊かさを享受している。
毎日暖かい場所で眠っておなかいっぱいごはんを食べれている。こうやってスマホやPCを使って文章を読めている。
それはなにより豊かな証拠だ。
それなのに、その豊かさを感じられなくなっているとき、わたしたちはお金の恐怖に飲み込まれる。
そんなときは、いまに立ち返るんだ。
そして目のまえの豊かさをひとつひとつ数えていく。
わたしはこれだけの豊かさをいま享受しているのだ。
こんなにも豊かなのだ。
お金の恐怖はが湧きあがるとき、わたしたちはいまではなく過去や未来にいて、いまある豊かさを感じることができなくなっているだけなのだ。
それをひとつひとつ思い出し
丁寧にじぶんに沁み込ませていく。
それが十分にわたしに沁み込んだとき、すでにお金の恐怖は消えている。
わたしたちは忘れる生き物だから、何度でも忘れて、何度でも思い出そう。
安心に戻れる方法をたくさん持っておくといいよ。
どんなに不安になっても、恐怖に打ちのめされても、じぶんの力で安心に戻れるという自信があれば、わたしたちはどんな状況になろうとも平気で生きていけるから。
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