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お金の不安に飲み込まれそうなときは、いまある豊かさを思い出そう

わたしは少し前までお金の不安に取り憑かれていた。

夫と死別して2年半が経過し、わたしはいまだ無職だった。

そのころ娘と息子が私立の学校に同時に入学したことを機にわたしのお金の不安はピークに達した。

夜も眠れないほどの恐怖がわたしを襲った。


それをわたしは前述したとおり、からだに意識を向けて恐怖を感じきることで恐怖を抱き参らせていった。


それと同時にもうひとつ、やったことがある。

それは

いまある豊かさに目を向けること



わたしたちはたったいま、この瞬間もたくさんの豊かさを享受している。
毎日暖かい場所で眠っておなかいっぱいごはんを食べれている。こうやってスマホやPCを使って文章を読めている。
それはなにより豊かな証拠だ。

それなのに、その豊かさを感じられなくなっているとき、わたしたちはお金の恐怖に飲み込まれる。

そんなときは、いまに立ち返るんだ。


そして目のまえの豊かさをひとつひとつ数えていく。


わたしに雨風をしのいでくれる家がある。
丈夫で清潔であたたかい築10年の家。
毎月のローンもない。
売ろうと思えば売ってお金に変えることもできる。
年金ももらえている。
わたしはあたたかい清潔な寝具に包まれいている。
そこには犬とねこが気持ちよさそうにころがっている。
まいにち食べるものがある。冷蔵庫には食材がつまっている。
手づくりのおいしいごはんをおいしいと味わえる健康な体がある。
娘も息子も元気に学校に通えている。
スマホとPCがあればこうやって文章を書いて、それをお金に変えることもできる。
じぶんが選んだ好きなものに囲まれて生活している。
じぶんの意志で自由に決断することができる。



わたしはこれだけの豊かさをいま享受しているのだ。

こんなにも豊かなのだ。

お金の恐怖はが湧きあがるとき、わたしたちはいまではなく過去や未来にいて、いまある豊かさを感じることができなくなっているだけなのだ。

それをひとつひとつ思い出し
丁寧にじぶんに沁み込ませていく。

それが十分にわたしに沁み込んだとき、すでにお金の恐怖は消えている。


わたしたちは忘れる生き物だから、何度でも忘れて、何度でも思い出そう。

安心に戻れる方法をたくさん持っておくといいよ。

どんなに不安になっても、恐怖に打ちのめされても、じぶんの力で安心に戻れるという自信があれば、わたしたちはどんな状況になろうとも平気で生きていけるから。

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わたしの人生のテーマであるセクシャリティー、毒親、癒し、統合、死別、共依存などについて綴ります。目標月10本以上更新。みなさんの応援がわた…

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