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嫌われて自由になる 

昨日大変心が疲れることがあった。
今まで仲良くしてた人がある日突然私をガン無視した。何があったのか心当たりが無く困惑した。

その方は60歳の女性で、プール教室が一緒で知り合って、教室が休みの期間には一緒に泳いだりラインを交換したりする程度の軽い知り合いくらいの仲だった。

彼女との関係で一つ困ったことがあった。
それは彼女がプレゼント魔だったということ。

教室で一緒に泳ぐだけの浅い関係なのに、手作りの乙女なアクセサリーを大量に(!)プレゼントされたり、自家製梅干し、手作りのクッキー、自分で工作した可愛らしいカード(中には飛び出すしかけが沢山)、バレンタインには友チョコをもらった。

いつも突然持ってきて「これ娘さんに!」とか「これは息子さんに!」などと言って渡してくれるので断ることができなかった。

時々ラインで自分の作ったお弁当やらブーケやらの写真も送られてきた。あまり褒めて刺激したくない、かといって無視もできないので、スタンプひとつ送り返す程度の反応に留めていた。

旅行に行った時にお返しにお土産などは買っていたけど、さすがに貰いすぎていることは分かっていたしバランスがおかしかった。
何とかこれ以上は断ろうと思っても断り方が分からなかった。

でもおかしな関係になっているなとは危惧していて、できるだけ深煎りしないようにドライに対応するようには心掛けていたけれど、時すでに遅し、その方は突然機嫌を悪くして私を無視するという謎の行為にでた。

おそらく推測するに、その方自身の幼少期の愛着の問題で自己愛や承認欲求が爆発していて、私に尽くしても尽くしても見返りをもらえない不満が爆発したのかもしれない。

実はこれ、夫や義母と全く同じパターンなのだ。

相手に気に入られたい、褒められたい、と言う動機から相手に尽くして尽くして、でも思うような結果が得られないと恨みが爆発して攻撃してくる。

こういった人とは二度と付き合わないと誓ったはずなのに、早速付き合ってしまった。

やはり私はまだまだ境界線が曖昧なのだ。

自分に優しくしてくれる人には、なんだかおかしいと思いつつも良い態度をとってしまう。嫌われたくないのだ。

しかし嫌われたとなればこっちのもの。
もう彼女とは付き合わなくて済むし欲しくもないプレゼントをもらう必要もない。

境界線の引き方に
「嫌われて自由になる」と書いてあったけどまさにその通りになった。

これで良かったのだ。
離れられてラッキー。

そう捉えよう。
そしてこんな事もう起こらないように自分の境界線を「強く厚く柔らかく」強化していこうと心に誓った。

うれしいです!!!!