大人として、女性としての身だしなみ、模索中の話_7(過去の振り返り-転職後から現在-)


34歳の時、私は転職した。
情報サービス企業のインフラ保守要員から社内SEになった。
(※転職の理由などは、改めて別の機会に書きます。)

転職先は、前職ではほぼ社内(時々親会社の方など)の人との仕事が中心だったが、
新しい仕事はエンドユーザと直接話す機会がないものの、自社以外の方々と会話する機会が多く、また割とお堅い業界なので、服装の規定が割と明確に決められている。一言で言うと前職よりもかっちりした服装が必要になった。
周りを見渡してみても、前職時代からの服装への見直しが入るのは明確だった。前職時代の服では少しカジュアルなので、少しずつ綺麗目に寄せるようにしていき、どうにか落ち着いたと思ったら、別の問題が発生した。


加齢による体型の変化が少しずつ始まったのだ。


具体例を挙げれば太りやすくなった、デコルテがそげる、白髪がちょっとずつでてきたなど。今まで好きだった、似合っていたはずの服が似合わなくなり、どれくらいであればちょうどいいメイクなのかが掴めない。そのような変化があってから、自分が何を着ればいいか、どんなメイクをすればいいかが分からなくなり、結果としてファッション誌を買う機会がめっきり減った。

また周りの人はほとんど結婚して、子供もいる人が多いのだけど、自分は独身のままでかつバリキャリとは違うので、その点も困った。自分が購買年齢になっているはずの雑誌の対象が、子供を持つ母、またはキャリア女性を想定していていて自分にはフィットしないように思えてしまったのだ。

昔は服を探しに都内や千葉の都市部にガンガンお出かけしていたが、それ以外の分野の興味が向いたりなどして、お洒落に対する情熱と体力は少しずつなくなっていった。

そんな訳で、一時期は親に会うたびに「何とかならないの。もっとお洒落しなさい。」と怒られていた。その頃は親の注意が鬱陶しかったが、冷静に振り替えると結構投げやりだった時期なのは間違いない。今にして思えば反省しかない。

過去を簡単にまとめると、可愛くなく、野暮ったい自分が嫌で、少しずつ変える努力をしていて、改善されたものの、また違う壁に打ち当たり右往左往している。と言ったところだろうか。

今私は37歳で、秋には38歳になる。結婚や出産もしていない、だからといって出世もしていない中途半端な会社員だ。そんな自分にずっと困っていた。

一方で経験や本などを通じての新たな発見をしたり、自分にとって大事人々のおかげで何とか生きてこれたのも事実だ。そしてここ数年小さな変化もあったので、今後は少しずつこの辺についても書いていこうと思う。

※別のテーマについても書きたい事が出てきたので、不定期更新になりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?