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手帳交代時に思うこと

私は4月始まりの手帳を使っているので、ちょうど今の時期に交代に向けて準備を始めている。インスタ映えするような絵は書かないし、写真を貼り付ける事があっても、備忘録程度だ。スケジュール帳兼雑記帳といったところ。
よく年末に色んな雑誌で手帳特集が組まれたりするけど、私もご多分に漏れず特集を楽しみにしている1人だ。

今の手帳(ほぼ日手帳オリジナル月曜始まり)は2009年5月から2020年まで一貫して使っている。最初は興味本位だったものの、使っていく内に浮気は考えないくらいになっていた。
手帳の代替わり直後は、新しい真っ白な手帳を使う事を楽しみにして使い始める。しかし1年を終えようとする時は、ボロくなっている手帳と離れ難くなってしまう。不思議だなぁ。

色んな手帳本を読むが、最近は以前通販で購入した際に貰ったリトルプレスを読んでいる。文筆家の甲斐みのりさんの手帳のインタビューだ。


甲斐さんは「マイブック」を15年以上使っているそうで、積み上がった過去の手帳はなんだか圧巻だった。使っているペンも紆余曲折を経て、HBの鉛筆だけになったそう。

「決まりを作りすぎるのはかえって難しかったですね。書かなきゃいけないことが決まってしまうから、本当に書きたいことが
書けなくなる」
「書きたいときに書きたいことを書く。それが私なりの手帳の使い方かな」
「記録することで、自分の気持ちにマーキングをしているのかもしれません。手帳を書いてみると、自分で文字にしてみることの大切さをすごく感じます。機能だけでなく情緒がある。」

自分も同じ手帳を使っていても、年毎に書く事が変わって、自分も変化していることを実感しているので、上記の言葉は沁みます。

あと1週間よろしくお願いしますね。

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