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”考えすぎる”を長所にしたい

長いし、誰かの役に立つような内容ではないので、暇で仕方ない人だけ読んでね笑
今回も自分のための思考の整理と言語化です。

インターンに来る前に目標を決めた。
1.生活習慣の改善
2.デザインの勉強!
3.将来の方向性を模索。国際協力、っていうふわっとしたものから、もう少し具体的なことに絞っていきたい。
4.遠慮をしすぎないようにする。私は考えすぎている。大概の心配はおこらない、の精神で行く。

これが飛行機のなかでスマホのメモに書いていたやつ。4以外は結構順調に進んでいる気がする。

どうにかすればきっと私の考えすぎは長所にできるが、今のところ制御ができておらず悪い影響ばかり被っている。

なにか賢いこと、人の役に立つことを考えすぎているのならよかったのだが、基本的に考えすぎていることはネガティブ。それも自分の嫌いなところや悪いと思うことばかりだから、誰かの役に立つものでもない。または、気を使いすぎて、人の顔色を窺いすぎていらない気力を使ってしまい、毎日疲れ果てている。寝ても寝ても眠い。

アスペでHSP

なんでこうも考えすぎるようになったのかを考えてみたのだが(考える書きすぎてゲシュタルト崩壊しそう)、おそらく生まれつき、という元も子もない結論にたどり着いた。

私はおそらく、アスペルガーグレーゾーンでHSPなのかなと思っている。
どちらも診断されたことはないから、多分そうなんだろうなという程度だが…
まぁずっと生きづらさを感じてて自分なりにかなり調べたうえでこの二つだと納得したので、私はアスペのHSPだというていで話を進める。

アスペルガー症候群…自閉スペクトラム症の一種。だけど知的障害はなく、対人関係やコミュニケーションに難あり。特定の行動に強い没頭、執着があり柔軟な対応ができない。(2020, Medical Note)

HSP…Highly Sensitive Personの略。リテラリーめっちゃ繊細な人。5人に1人の割合。(2022, NHK)

ふたつを併せ持つ私の特徴として、
・人の気持ちがわからない。冗談が通じず、全部馬鹿正直にとってしまう
・失敗への恐怖心がとてつもなく強い。
・想定外なことが起きると、失敗が怖いのも相まってパニックになる
・何でもかんでも極端に受け止めてしまい、怒られると人格をまるまる否定されたように感じる。
・疲れたり精神的に落ちているとき嫌な記憶がフラッシュバックして、布団やお風呂の中で悶絶

これがしんどいから考えて考えて回避しようとしているのかなと。特に、怒られることが苦手というのがかなり影響が大きくて、小さいころから親の顔色をうかがって、自分を抑圧しいい子でいることに徹してきたため、この癖がなかなか抜けない。(ひどい幼少期を送ってきたというわけでは全くなく、親との仲はよいし何なら私はマザコンでファザコンでさらにブラコンである。ただ、怒られたくないから機嫌を損ねないように必死だった)


今回、ビザの更新がうまくいかずにそれがトラウマになった。そんなことで、って思われるかもしれないが、まぁ大変だったんです…
なんでそんなにtraumatizeされたかというと、そのあいだにしたミスのちりつもと、気を遣いすぎて疲労困憊だったのに、何一つ結果がうまくいかなかったから。

鬼悩んだビザ申請

オンラインでビザを取ったので、入国してからの効力が一か月しかなく、その間に延長申請をしなければならなかった。
延長期間は、観光ビザは1か月、ビジネスビザは1,3,6,12か月を選択できる。

ビジネスビザは相当ややこしくて難易度が高いと聞いていた。何が必要か調べるわけだが、公的な情報が一切出てこない。普通、外務省的なとことかがホームページなりで説明しているのでは…?
かなり調べたがやはり一切見あたらないため、仕方なく表示されるウェブサイトを片っ端からみて情報収集をすることに。
しかしどれもこれも書いていることが違う。結局どんな書類を用意すればよいのかまったくと言っていいほど確証が持てない。
とりあえず大は小を兼ねる的な考えで、全部用意すれば何とかなるだろう。ということで一回でも書かれていた書類は全部用意した。たくさん頼むのは申し訳なさでいっぱいだったが、会社の人に書類を用意してもらう。全部書類を引っ提げていざimmigration officeへ。

結果は惨敗。
4種類ぐらい書類が足りなかった。嘘だろ。

同じく会社でインターン中の現地の学生についてきてもらったのだが、また行かなきゃだねぇって言われて罪悪感でいっぱいだった。

あと、怒られるのが異様に怖いので、入国審査官やお役所仕事をしている人のムスッとしている感じがまず苦手だ。
例にももれず、対応してくれた人めちゃめちゃ不愛想で怖かった。書類をどんどん要求されるのだが、「わかんない、持ってきてない、なにそれ?」って聞いたらため息つかれる感じの。こわぃぃ。

会社に帰り、結果を報告。そこからまた足りない書類を用意することになるのだが、みんな忙しそうな中、もう一回この書類を用意してほしい、って頼むのが私にはハードルが高すぎるのである。
それでも期限はどんどん迫ってくるので頼むしかない。
どうやってお願いするかセリフ考えて、いっぱい脳内でシュミレーションして、ようやく頼んでみる。
けど、一体どんな書類なのか、何が何を証明するために必要なのか、こちらの人も全くわからないらしく、結局イライラされてしまい、空気は最悪な状態に。
別に私に対してイライラしているわけではなくて、なんならこのカンボジアのシステムとか不明瞭な点に怒っている感じだったが、そんなこと考える余裕なんてなく…

この時点でもうほぼパニックみたいもんだったから、私の英語もひどいものだったのだろう、ちゃんと理解されないし、私もみんなが何を言っているかわかんなかった。

やるしかないので泣かないようにこらえながら更に調べる。
すっかり日も落ち、もう晩御飯を食べ始めてもおかしくない時間になった。周りの人が「お腹すいてない?ディナーは?」って聞いてくれた。私は正直お腹すいたとかいう感覚なかったので、まだそんなに…って返したのだが、そしたら疲れたよねぇって笑ってくれた。そこで耐え切れずにめっちゃ泣いた。それはもうメソメソと。
みんなめっちゃ慰めてくれた、優しい。

そんなこんなで後日も引き続き、書類をできるだけ作成したが、結局エージェントに頼んでくれることになった。少し費用はかさむが、もうそんなこと言ってられないし、これで解放されるなら安いもんだと思った。


結果としては一件落着だが、英語圏以外での書類仕事全般に恐怖を感じるようになった。それはやっぱり私の考えすぎること、他人のネガティブな感情に敏感なこと、この二つが原因。
その考えすぎるのをもっと別のことに使って、いろんなことをcritical analysisできるようになれば良いのだが…

いつか長所にできる日が来るのだろうか。どうやったら長所にできるのだろうか。

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