本「あやうく一生懸命生きるところだった」
反応しない練習に続き、頑張らない系の本を読んでみた。まずこういった本がはやるのは時代のせいであるなと思った。1990年代以降に生まれた世代はすでにITなどが発達した世界で生まれてきたため、生まれたときから幸せだ。だからこそ、頑張る理由がなくなる。こういった世代だ。
「自分中心のカリキュラムを作ろう」
自尊心が低い人ほど自分を過大評価してしまって理想と現実のギャップに苦しむ。「自殺」なんて考えるのは人間だけである。自分に自信がない人ほど自分に過度に期待しているのだ。だから自分中心のカリキュラムを作ろう!
「人生はどんな態度で生きていくかが重要である」
自分の人生に対してどんな姿勢で生きていくかによって人の幸福度は変わってくる。結果だけを追い求め、自分はもっとできると期待し尽くした先には自分はこれしかできないのかとひどく落ち込む。だからこそ今この瞬間をどういった態度で臨んでいくかが重要なのだ。失敗したって成功したってそのありのままを受け入ればいい。もちろん期待せずに生きろというのは難しいが今の人たちは自分に期待しすぎている気がする。だから完璧主義が生まれる。他人との比較も自分の結果にもこだわる必要がない。だって人生は楽しむために生きているのだから。
「あまり期待しすぎるな」と心で唱えていれば今生きているだけでも十宇文幸せだ。
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