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【61】なぜ人は思うようにやる気を出せないのか?(まとめ)

①達成できないと思っているから。

達成できる確率が低いと考えると私達を欲しい物に向かって駆り立てるシステムである脳の仕組みの報酬系が反応しない。
そのため、やる気の源であるドーパミンなどの神経伝達物が放出されず、行動意欲が湧かない。

勉強が苦手な人に、東大に受かったら100万円あげると言われてもやる気出ないけど、どこでもいいから大学受かったら100万円あげるって言われたらやる気出そうですよね。
このように人は達成できないと思ったことに対しては行動意欲が湧きにくいのです。

②その行動に意味がないから。

人が行動するためには、その行動を正当化する理由や目的が必要です。理由がないとその行動が無意味に感じられ、無駄にエネルギーを消費するため、本能的に報酬系(モチベーションの源である神経伝達物質を出す脳の仕組み)が反応せず、モチベーションが上がらないから。

例えば、学校の宿題をやる気が出ないことがありますよね。これは、宿題に意義を感じられず、脳の報酬系が反応しないため、モチベーションが上がらないからです。

③目標がまでに必要な時間が長すぎるから。

脳が不確実性を嫌い、達成までの期間が長いと予測困難な目標という評価になり、価値が感じにくくなるため。

例えば、ダイエットって失敗する人多いですが、これは遠い未来の価値のため、その分価値が割引かれ価値が感じにくくなるからです。

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