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【55】なんで大人になると夢がなくなるのか?

◆結論
無意識に諦めてしまうから。
人は夢を持っても、その夢を実現できなかったときの失望やショックを恐れます。この恐怖から自然と本能的に避けようとし、結果として夢を諦めがちになります。

◆解説
たとえば、ある人が小学校の頃から野球選手を目指し、高校までの間ずっと野球に打ち込んできました。大学受験もせずに、プロ野球選手になることだけを考えて努力を続けています。しかし、それだけの努力をしても、もしプロになれなかった場合、その人は自分自身に大きな失望を感じ、深いショックを受けるでしょう。このようなショックを無意識のうちに恐れて、野球選手というリスクの高い夢から本能的に避けようとする人もいるのです。

◆深掘り
夢を実現できる人は少ないという現実を知ってしまうから。
   ↓なんで夢を実現できる人は少ないという現実を知ると夢がなくなるのか?
夢を抱いても叶わず、意味がないと考えるようになるから。
   ↓なんで夢を抱いても叶わず意味がないと考えると夢がなくなるのか?
夢を抱いて実現できなかった場合のショックを避けるために自分を過小評価して夢を諦めるから。
   ↓なんで夢を抱いて実現できなかった場合のショックを避けようとするのか?
心理的な痛みや失敗に対する恐怖を持ち、本能的に避けようとするから。
   ↓なんで↑のような本能が備わっているのか?
進化の過程でリスクを減らしたほうが生き延びる可能性が高かったから。

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