見出し画像

【化学系】転職エージェントを検討した話

みなさまGWはいかがお過ごしでしたか。

帰省に旅行、ショッピングなど様々かと思いますが、私といえば転職について調べていました。

数多ある選択肢の中から、いったいどうすれば転職がうまくいくのか。

10日間かけた私なりの結論が、JACリクルートメント。

どうしてそう思ったのかまとめていきますので、お付き合いいただければと思います。


近況について

化学メーカーでは大規模な構造改革が相次いでいますね。

合理化で事業がスリムになることは、会社や株主にとっては良いのかもしれませんが、中で働く私たちにとっては気が気ではありません。

私も化学メーカーに勤務していますが、不採算部門は風圧で飛ぶんじゃないかというくらい風当たりが強く、全社としての先行きも見通しにくい状況です。

今の会社で仕事を続けていて良いのか、ほかの会社でもっと活躍できるのではないのか、などぼんやりとした不安を抱えている方も少なくないと思います。

実際に転職で去る人、来る人も増えており、保守的な印象もあった化学業界ですが、近年の人手不足も相まってか人材の流動性が増していると感じています。

もはや転職は、当たり前のキャリア選択の一つ。

私も悠長に動画投稿している場合ではなく、転職のビッグウェーブに乗る必要があるのかもしれません。

そう思い、余暇を利用して転職について調べてみました。

Youは何しに転職へ

思い立ってはみたものの、転職は基本的に後戻りができない不可逆反応。

パートナーや住宅ローンがあれば、その活性化エネルギーは触媒を用いないCH結合の活性化に匹敵します。

それでも人々を転職へ駆り立てる理由は何なのか。

身の回りを思い起こせば、このまま今の会社に勤めていても将来は暗い、もっとお金を稼ぎたい、時間や場所に縛られずに働きたい、

また、よいしょ技を磨き頑張っているフリが得意な上司、情報を握ってポジション確保している上司、保身術にたけた他人のミスを攻撃する上司、能力不足を隠すサービス残業しかできない上司、などなど。

耳が痛いところもあるのですが、転職の理由は各人にとっては一大事でも、一般論に収まるものではなさそうでした。

それゆえに、周りに流されて無計画に転職しても、次の職場でまた同じことになるかもしれません。

中性脂肪と高血圧では処方が異なるように、転職においても適切な選択は人それぞれ。

しっかり目的意識をもって計画を練り、情報収集する必要がありそうです。

※人間関係は自分が適応する必要もあるのですが、上司の上司にも問題がある場合、それは組織風土自体が良くないのではないかと思います。

そもそも転職できるのか

転職の目的と共に、はっきりさせるべきこと。

それは採用企業のニーズと、自身の市場価値。

自分を安売りしないためにも、自身を最も高く買ってくれる企業に転職したいのが本音。

とはいえ、若いうちならやる気とポテンシャルが武器となりますが、ある程度の年齢となれば、即戦力での人材が求められます。

ゆえに前職で身に着けてきたものが重要とも言われるのですが、私を含め多くの方は、目の前の仕事を実直に回す経験しかしてこなかったのではないでしょうか。

しかも自分の経験や技術的な専門性を求めている企業が、どこにどれくらいあるのかも、正直見当がつきません。

宇宙飛行士のスキルが地球上では必須でないように、化学メーカーの技術職はつぶしがきかない印象もあります。

ゆえに自身のキャリアに特別な自信はなく、現実を突きつけられてガラスのハートが砕け散ってしまう、そんな危惧すらあります。

転職はぱろぷんて?

このように一口に転職と言っても、目的も状況も十人十色。

ゆえにこの会社に転職すれば良いという絶対解はなく、状況が悪化するリスクもゼロではありません。

これが転職を前にして、現実と理想の狭間で白目を剥いて倒れている人が後を絶えない理由なのでしょう。

そもそも経営学の分野では、限定合理性という言葉があるようです。

意思決定を行う際に、すべての可能性を検討したうえで合理的に決定することはできないという意味です。

そういう意味で転職も、実際に水に沈めてみて、浮かぶか沈むかを判断するように、えいやで決めるしかないのかもしれません。

GWも後半に差し掛かり、転職の難しさがなんとなく分かってきました。

転職エージェントに相談だ

長々と書きましたが、ようやく出した結論が、まずは専門家の意見をもらってみよう。

富士山を知るために富士山に登っても全体像はつかめないように、自分で自分を判断するのは難しいもの。

一人で悩んでも仕方ないので、とりあえず専門家に、自分の状況や転職市場について客観的な意見をもらえないだろうか。

どうやら世の中には転職エージェントというサービスがあり、自分の職歴や希望条件を登録しておけば、アドバイザーが条件に合う求人を探して連絡してくれるようです。

さながらお宝鑑定団に自分を出品するような、期待と不安が入り混じる状況ですね。

とはいえ、ここでも問題があり、転職エージェントは1万社以上存在するようです。

これはさすがに多すぎです。

JACリクルートメントが良さそう

判断に時間がかかる私ですが、ついに転職エージェントを調べ始めました。

どうやら各社に得手不得手があるため、自分に合った転職エージェントを選べば良いようです。

とりあえず私が転職エージェントに求める条件を列挙してみました。

・ターゲットの年齢層は高め

・キャリアアップにつながる

・会社として信頼できる

・化学業界に詳しく、自身の専門性なども相談できる

会社の信頼性や自身とのマッチングを前提に、しっかりとコミュニケーションの取れるアドバイザーが良い、そんな思いです。

鋭意検討した詳細はブログ記事にまとめましたので、こちらをご参照ください。

ブログ記事リンク
https://chemtech-news.com/2024/05/27/agent/

結論から書けば、JACリクルートメントが私には合っていそうでした。

詳しくはブログ記事に譲りますが、JACリクルートメントでは、化学・素材の専門部隊が採用企業と直接やり取りしているため、業界や採用企業への解像度が高いという特徴があります。

口がうまいエージェントよりも、理解度の深いエージェントの方が信頼して相談できそう、そんな印象です。

中長期でのキャリア相談も実施しているそうですので、まずは相談から始めてみよう、そう思い立ち、私のGWは終わったのでした。

歯切れの悪い終わりでしたが、私のGWの葛藤、みなさまのお役に立てば幸いです。

自身のキャリアに悩まれている方は、まず相談から検討してみてはいかがでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?