2020年新体制と展望

(※この記事の引用は自由ですが、転載は禁止です。)

早いもので、もう新シーズン突入です。ここ数年の名波体制は、新戦力によってどういう効果が出るのかくらいしか期待がなく、キャンプにおいてチームとして何かが変わるという期待はほぼありませんでした。しかし、フベロ体制になったことで、長いトレーニング期間を経て、どういうチームが出来上がっていくのかと、久しぶりにワクワクしております。

そんなシーズン開幕に向けて、あーだこーだ書いていこうかと思います。


2019から2020における編成の変化

新シーズンにおけるわかりやすい変化といえば、選手の編成なのはどこのクラブも共通していることです。なので、まずはここの変化は確認しておきましょう。

Screenshot_2020-01-11 2020シーズン 新体制(選手)

(画像は公式HPより引用)

これだけだと少しわかりにくいので、ポジション毎にまとめてみました。

(ポジションは1-4-4-2を想定して書いています。)

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GK

・八田 直樹
・志村 滉
・三浦 龍輝
杉本大地(新加入)

out
・カミック(契約満了)

GKはここ数年絶対的守護神として確立していたカミックが契約満了。シーズン途中から明らかにパフォーマンスが落ちていたので、いっしょに冒険するのは2019年までなのかなと覚悟はしていた。残りの3人は継続で、マリノスから杉本を獲得。杉本の実力は正直わからないのだが、カミックのようにずば抜けた選手が1人いる状況でもないと思うので、キャンプのパフォーマンスで序列は大きく変わると予想。個人的には志村に期待したい。

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CB
・大井 健太郎
・櫻内 渚
・藤田 義明
フォルリン(新加入)
中川 創(新加入)
大武 峻(新加入)

out
・新里 亮(期限付き移籍)
・大南 拓磨(完全移籍)
・森下 俊(契約満了)
・ファビオ(契約満了)
・高橋 祥平(期限付き移籍)

CBもほぼ予想通り。大南の予想だけは外れて欲しかったが仕方なし。しかし、スペインで実績のあるフォルリン、Jリーグで実績十分の大武、柏の期待の若手の中川を完全移籍で獲得できたので、戦力が落ちたとは思わないポジション。

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SB
・小川 大貴
・石田 崚真
・宮崎 智彦
舩木 翔(新加入)

手薄だったSBも、石田をしっかりレンタルバックし、セレッソから船木を育成型期限付き移籍で獲得。左を宮崎と船木で、右を大貴と石田という左右2枚ずつ揃えられたのは大きい。大貴と石田は、左もやれなくはないので、SBの競争も横一線といった感じ。

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ボランチ
・今野 泰幸
・山本 康裕
・上原 力也
・針谷 岳晃
・伊藤 洋輝
・ムサエフ
・エベシリオ

out
・田口 泰士(契約満了)
・森谷 賢太郎(期限付き移籍)

今野がまさかの大怪我をしていたが、個人的に流出の心配をしていたリッキーと洋輝も残り、他の選手もほぼ残ることに。大きな補強もなかったが、ハリーや洋輝といった大きなポテンシャルを秘めていると思っている選手がフベロの指導の下でどうなるかは期待しかない。

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SH
・松本 昌也
・山田 大記
・藤川 虎太朗
清田 奈央弥(新加入)
大森 晃太郎(新加入)

out
・太田 吉彰(引退)
・荒木 大吾(完全移籍)
・秋山 陽介(期限付き移籍満了)

荒木の移籍があったが、まさかの大森加入というビッグサプライズ。ACLあるのに東京さんいいの!?と本当に思った。というかJ2のクラブに大森来てくれるのか!とビックリ。怪我で離脱していた大記が戻ってきたり、ボランチ枠に書いたがSHもできる康裕がいたりと、このポジションの競争も激しい。

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FW
・ルキアン
・小川 航基
・中野 誠也
三木 直土(新加入)
吉長 真優(新加入)
ルリーニャ(新加入)

out
・アダイウトン(完全移籍)
・川又 堅碁(契約満了)
・大久保 嘉人(契約満了)
・中山 仁斗(完全移籍)

覚醒しつつあったアダが予想通り引き抜かれてしまった。しかし、航基が戻ってきてくれたり、アダの穴埋めどころか、もしかしたらもっと凄いかもと噂のルリーニャが加入。ルキアンが軸になるだろうけど、昨シーズンのパフォーマンスを観る限りでは、スコアラーとしての能力はさほど高くなさげなので、航基とルリーニャはそこを大きく期待したい。誠也がいれば層としてはかなり厚かったのだが、怪我なのでしょうがない。しかし、三木と吉長はチャンスだと思うので、ガンガンアピールして試合に絡んでほしい。

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次はスタッフの変更点について。


Screenshot_2020-01-11 2020シーズン 新体制(スタッフ)

Screenshot_2020-01-11 2020シーズン 新体制(スタッフ)(1)

(画像は公式HPより引用)

こちらも変更点がわかりにくいのでまとめます。

(基本的に2019は、シーズン頭からの体制を(2019シーズン 新体制(スタッフ)を参考に)書いています。)

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強化本部

強化本部長

・服部年宏 →・鈴木政一

就任が決まったときは「結局黄金期路線かよ!」と軽く絶望したが、ストーブリーグの動きや今回のフロント人事を見ていると、今のところ良い意味で裏切られている。詳しくはこの後書いていくが、磐田の功労者に忖度しつつも、結構ドライにバッサリと人事異動している。これは政一さんだけでなく、小野社長の意向も絡んでいるように思う。磐田の外でいろいろ経験しているので、客観的に磐田の状況を評価できる人材が来たのかもしれない。

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強化部

強化部は残念ながら2020のように公式にスタッフの新体制紹介がなかったため、2019シーズンとの変更点はわからず。しかし、注目点はある。1つは鈴木秀人の強化部長就任だろう。そして、もう1つが田中誠がスカウト担当になったこと。現場でずっとやっていた黄金期OBが現場を外されたのはここ最近の磐田人事からすれば驚きである。秀人さんは昨年に辞任していたが、誠さんは最後までコーチとして残っていた。個人的に誠さんをコーチとして残すのは非常に危険だと思っていた。黄金期の幻想や名波体制に関わっていたコーチはフベロの下ではプラスにならないと思っていた。なので、この人事は良かったと思う。たぶん、いきなり黄金期のOBを排除という荒行はできなかったのだろう。

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トップチーム

監督

・名波浩 →・フェルナンド・フベロ

昨年途中から就任していたが、大きな変更点であるので、あえて名波さんの名前を書きました。期待しかしてません!以上!

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コーチ

・鈴木 秀人(ヘッドコーチ)→・ダニエル・ルビオル
・小林 稔         →・西野 泰正
・中森 大介
・田中 誠

先ほど紹介した通り、秀人さんは強化部長、誠さんはスカウト。稔さんは、U-18のコーチに。中森さんは、昨年途中からアカデミーのU-15監督になっていた。フベロになってからも4人体制ではあったわけだが、ダニエルと西野さんがいれば十分(むしろそっちの方がいい)と判断したということなのだろうか?(アシスタントコーチ入れても3人)

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GKコーチ

・大神 友明

GKコーチは変更なし。カミックが来てからGKのレベルが全体的に上がったけど、大神さんの力も大きいのだろう(GKトレーニング見たことないの憶測)。継続ということは、スタッフからも選手からも評価が高いのだろう。

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フィジカルコーチ

・菅野 淳 →・フアン・ヌニェス

昨年途中から就任したフアンがそのまま継続。フベロとパラグアイ時代からいっしょにやっていた方なので納得です。

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アシスタントコーチ

松下 幸平

昨年はなかった役職。あえてアシスタントコーチの役職を作ったのは、監督をしっかりサポートしたいからなのだろうか?U-18のコーチであった松下さんを採用したのも気になるところです。

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分析担当テクニカルスタッフ

・田尻 大基 →・桑原 徹

3年務めた田尻さんから徹さんに変更。この徹さん、実は昨年まではフベロの通訳をしていた人。フベロが就任してきてから、通訳として雇われ、まさかの分析担当としてジョブチェンジ。本人曰くずっとやりたかった仕事らしい。ただやりたいからできる仕事ではないので、通訳をしている間にフットボールの知識も相当なものだとフベロに認められたのであろう。でないと分析という大事なポジションを任せない。分析したことを訳さずに直接やりとりできるのはかなり大きい。

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チーフアスレティックトレーナー

・佐々木 達也

今年も選手の健康管理よろしくお願いします!

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PT

・阿部 貴弘

大怪我がすでに2人もいるので、今年もよろしくお願いします!

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アスレティックトレーナー

・細井 聡        →・照井 和将
・大津賀 祐介 →・大津賀 祐介

大津賀さんは今年も、照井さんは今年からよろしくお願いします!

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チーフマネージャー

・喜屋武 雄一

今年もよろしくお願いします!

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マネージャー

・後藤 健二 →・後藤 健二
・野村 公     →・谷川 聡哉

後藤さんは今年も、谷川さんは今年からよろしくお願いします!

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通訳

・赤阪 弘昭       →・赤阪 弘昭
・ファブリシオ →・野田 智裕
                           →・濱邉 健太
                           →・ガブリエル

ファブリシオがまさかの千葉に移籍していた!ゴールした後に大喜びしている姿が象徴的だった。が、しかし!新たに来た野田さんは海外でのフットボール経験が多く、濱邉さんもスペインでフットボールを学んでいたようです。赤阪さんとガブリエル(昨年の夏に就任)は継続。通訳の質によって、監督の意図をうまく伝えられないということは決して珍しいことではないので、フットボールに精通しつつも、質だけでなく数を増やした点から、フベロを(少なくともこの方向性のフットボールを)支えていくんだという気概が見えます。

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育成部

育成部長

・石神 良訓

(たぶん)2019にはなかった育成部長という役職。石神さんは、2009年まで磐田の育成センター育成統括をやっていたらしい(Wiki情報)。選手を引退後は指導者キャリアをスタートさせたようなので、育成のキャリアはかなり長いと思われる。ただ、キャリアの長さ=能力の高さにならないのが日本サッカー界だったりするので、まだ何とも言えない。特に育成の部分の効果が目に見えるのは3年以上は掛かると個人的に思っているので、しばらく様子見。

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アカデミーヘッドオブコーチ

世登 泰二 →・服部 年宏

正直よくわからない役職だが、2019は世登さんがU-18の監督と兼任していた。小野社長が「服部さんには下部組織発展のために尽くしてもらう。」と以前語っていたので、下部組織のために何かをするのだろう。

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U-18監督

・世登 泰二

アカデミーヘッドオブコーチとの兼任が解かれ、監督一本に。プレミア残留といったチームとしての結果は残している模様。今年も未来ある選手たちをよろしくお願いします!

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U-18コーチ

・川口 信男 →・川口 信男
・松下 幸平 →・小林 稔

トップチームのコーチであった稔さんがU-18のコーチに異動。U-18とトップとではコーチの役割も違うので、この人事が降格なのかは微妙なところだが、少なくともフベロは置きたいと思わなかったのだろう。

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U-18GKコーチ

・望月 数馬 →・小池 公人

U-18とU-15でトレード。2017と2018の人事を調べたら、GKコーチはU-18のみで、U-15はいなかった(GKコーチいないってマジ?さすがに掲載がないだけだと思うが…)。望月さんは長いことU-18の方でやっていた模様。小池さんは静学でGKコーチをやっていて、2018年から磐田のU-15のGKコーチになった。

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U-15監督

・西野 泰正 →・中森 大介

中森さんは、昨年西野さんのトップチームのコーチ就任と同時にトップチームのコーチからU-15監督になった。なので、継続という形です。

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U-14コーチ

・小林 力 →・井波 靖奈

小林さんから井波さんに変わった経緯はわからず。

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U-13コーチ

・半場 康好

2019から継続。今年もよろしくお願いします!

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U-15GKコーチ

・小池 公人 →・望月 数馬

(U-18で書いた内容と同じ)

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スカウト兼主務

・篠崎 秀陽

2019から継続。今年もよろしくお願いします!

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アスレティックトレーナー

・大城 豊浩→・大城 豊浩
                      ・須田 智博

2019は”育成トレーナー”という役職名だったが、大城さんがそのまま残っているので、名前が変わっただけかもしれない。1人増やしたので、選手のサポートをより手厚くしたいのかもしれない。

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U-18/U15フィジカルアドバイザー

・中馬 健太郎

昨年までなかった役職。かと思ったが、こちらを読むと2011年からいたような書き方もされている。今まで表記していなかっただけで、前からいた可能性もあり。

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気合いで選手、監督、コーチだけでなく、他のスタッフのことも調べてしまった。現場だけでなく、裏方さんも含めてのクラブなので、スルーはできなかった!

さて、編成の変更点は確認できたと思うので、2020シーズンの展望を書いていきたい。


2020シーズンの展望

2020シーズンは、J2、天皇杯と2つの大会を戦うことになっている。優先順位は、J2>天皇杯なのは間違いない。他クラブに比べて圧倒的戦力かと言われれば、頭1つ抜けているような戦力ではないが、自動昇格が狙える戦力は十分揃ったと思う。

すでに選手の編成については触れたが、実際にピッチ上に配置(1-4-4-2)してみた。

(※SHに関しては、誰がどこをやるか予想できませんでした。とりあえず左右で分けた感じです。)

イメージ-3

各ポジションに2枚以上の選手を準備でき、ストーブリーグに関しては100点に近い出来だったと思う。欲を言えばキリがないが、現状の磐田がやれることはやってくれたと思う。

選手が準備できたとなれば、期待するのは監督やコーチといった現場スタッフの手腕となってくる。

まずはフベロのスタイルを整理したい(昨シーズン観えた範囲で)。

システム:1-4-4-2

ボール保持時:ポゼッション

ボール非保持:即時奪還

ものすごいざっくりだが、こういうスタイル。当然状況によってやり方は変える。これは大記がインタビューで語っていたのだが「ポゼッションといっても、スペインやバルサのような感じでなく、ボールを保持する時間を長くするという意味だと捉えている(あくまで大記の捉え方)」と語っていた。

スペースについての意識をかなり求められているらしく、ボールを動かすことで相手を動かし、どう有効的なスペースを生み出し、そこを突くのかというトレーニングはかなりしているのではないかと予想できる。

J1のクラブ相手にもフベロのスタイルは通用していたと思う。J2にカテゴリーが変わったことで磐田が大きく変わるのは、弱者から強者の立場になることだと思う。昨シーズン終盤の試合の内容と現状の編成を見たときにJ2の他のクラブの監督が磐田を警戒しないというのは贔屓目なしにないと思う。ここ2年の磐田はどちからというと弱者の立場であり、相手も磐田対策はするが、自分たちのスタイルを大きく変えるほどの対策に追われることはなかったと思う。しかし、今シーズンはスペースを作ってアタックしようとする磐田に対して、541でブロックを作ってスペースを潰してくるチームも出てくるのではと思っている。

また磐田が陥る可能性があるのは得点力の欠如によって勝ち点を落とすこと。どれだけチームとして素晴らしいチームを作り上げようと得点がなければ勝つことはできない。磐田はスコアラー存在がどれほど大きいかを前回のJ2時代に身をもって経験している。当時のチームは、チームとしてのクオリティはそれほどでもなかったが、ジェイ、アダイウトンが得点をすることで勝ち点を多く拾うことができた。チームとしてのクオリティは今の方が間違いなく上だが、フィニッシュを仕留められる存在がいないと昇格の道はかなり厳しい。特に期待されるのは9番を背負った航基だろう。練習試合でも得点をコンスタントに取っている。しかし、仮に航基が期待通り得点を量産しても、航基が1年フルで活動できる保証はどこにもない。1人の選手にゴールが偏ってしまうのは危険も潜んでいる。そういった意味でも、他のFWやSHで10桁取る存在は現れてほしいと思っている(というか現れないと自動昇格の道は厳しい)。


最後に

1シーズン42試合と非常に厳しい戦いが始まろうとしている。選手の出場機会を考えればルヴァンはあった方がいいが、自動昇格を考えるとルヴァンがなくなったのはポジティブなことだったのではと個人的に思っている。

昨シーズンの柏のように戦力で頭1つ抜けだしたチームがいないため混戦を予想する人が多いが、意外に自動昇格は抜け出すのではと思っている。POは混戦すると思う。

磐田はPOには入れると思っているが、自動昇格に入るために先ほども書いたがスコアラーが現れるかだと思う。現れないと「攻めてはいるのに勝てない(負けはしない)」という試合がたくさん起きると思う。

昨シーズンは勝てば御の字くらいの気持ちでフベロフットボールの変化を楽しめたが、今シーズンはそこに勝ちを大きく求めた目で試合を観ることになる。そのため内容は悪くないのに結果がついてこないという状況が訪れたときにチームやサポがどうなるか予想できない。もしそういう状況が訪れたら(訪れなければその方がいい)、個人的にはできるだけ感情を殺しながら、冷静に問題点を観れたらいいなと思う。

今シーズンはできるだけ文字で試合のことを残したいと思っている(問題はDAZNの視聴環境が記事書くのに適していないこと)。

シーズンの終わり頃には笑っていたいですね(自動昇格が早く決まったら、最終節の京都戦に旅行も兼ねて遊びに行きたい)。

終わり。


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