攻撃のDNA
ミシャが就任した札幌が練習試合で、かなり苦戦をしているようだ。
基本的にこの時期の結果は気にしなくていいと思っているが、今の札幌は単純にそうも言いきれない。
ミシャのやるサッカーは特徴的で、浸透するのにかなり時間が掛かる。
選手個々の質が高い浦和ですら時間が掛かったのだから、札幌でも当然時間を要するだろう。
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野々村:ざっくり言うと、現実的なサッカーで何とか凌ぐやり方だったり、「弱者のメンタリティ」で頑張る、一体感を持ってやり切るスタイルは、それはそれで素晴らしいんだけど、更に上に行くには守備だけじゃなくて「攻撃のDNA」をクラブに植え付けなくてはいけないと思ってる。
野々村:では、そういった「攻撃のDNA」をクラブに植え付けてきた監督って誰がいるんだって考えた時に、何人か候補は挙がるんだけど、そのうちのひとりであるミシャがこの夏にフリーになったと。これは逃しちゃいけないでしょとなって、オファーした経緯がある。
優勝争いをするようなクラブになるには攻撃のDNAをチームに根付かせるのが大事らしい。
確かに守備だけで優勝争いをするのは厳しい。
そこは理解できる。
でも、ミシャでいいのかという疑問は消えない。
そもそもとして、広島と浦和には攻撃のDNAが残っているのだろうか?
攻撃的で特徴のあるサッカーをすることは確かだが、守備を修正できない監督でもあり、それによって大事な試合を落とすことも珍しくない。
結果よりロマンを重視するタイプでもあり、結果最優先で戦ってきた札幌にとっては、かなり厳しいシーズンになることは目に見える。
現在DAZNで、マリノスvs浦和の試合が観れるのだが、浦和は守備の修正ができないために、3失点目が1失点目と同様のパターンで失点している。
降格も覚悟でミシャを就任させたようだが、攻撃のDNAは残らないし、まずはしっかりと守備をするという今までの札幌の長所だった部分が薄れてしまい、どっちつかずで政権が終わってしまうのではないかと思ったりしている。
ミシャサッカーとマッチする気がしないジェイが不安材料でもあったりするが、さてどうなるものか。
それでは。
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