NovelJam2018 秋 参戦記⑤
残り時間1時間を切ります。
規定文字数よりも2千文字以上オーバーしていたので、削りまくりの作業に入ります(おっそ)。中黒や、開いていた「かな」を閉じたりするのですが、ぜんっぜん文字数が減りません。つきぬけさんより削る場所の提案をされます。
ラスト部分の『性欲』パートでした。え! そこ削っちゃうの? と思いましたが、どこを探してもそこしかありませんでした。ここでも初日稼働していなかったことがモロに影響を及ぼしました。泣く泣く最低限の描写を残してゴッソリ削りました。提出。あとはプレゼン(これも審査対象)のみ。疲れました。で、提出後に「実は削ってもいいパート」を見つけちゃいました。いまさら言っても仕方ないので、黙っておきました。
さて、遠隔参加デザイナ米田さんについて、あまり触れておりませんでした。表紙絵の制作もしていただきましたが、裏側で日野さん作品含め校正や文字数チェック、調べものなどの後方支援をしてもらっていました。心強かったです。ありがとうございます。
ただ一点、表紙デザインの初版にて、本気で『ギターを構えた私の写真』を使っていた点は、さすがにちょっとどうかと思いますよ!(ちょっとおもしろかった)
んで、チームインタビュー。藤井創さんから
「著者とデザイナは経験したのですから、次回編集で参加するのはいかがですか?」と聞かれましたので
「イヤです」と答えました。
当日審査までならいいのですが、グランプリまでの長い道のりをキッチリ継続して踏破する自信がまったくないからです。
逆に言うと、これをできるひとたちが終結すればNovelJamの価値はさらに爆上げされるのですが。
さて、作品プレゼンがはじまります。
みなしゃべりなれているというか、うまかったです。恒例のラップも面白かったです。私はBGMとしてギターを担当しました。恒例です。なんかいろいろ機材トラブルがあったっぽいですが、疲労と、ギター演奏に集中していたので気づきませんでした。
……そして審査発表です。
結果として、チームRISEは無冠でした。
あまり賞には興味がないといいつつも、賞がある以上は目指さないといけないと思い、実は藤谷治賞を狙っていたのですが、一ノ瀬さんが『あなたの帰る場所は』で見事にゲットしました。超おめでとうございます。藤谷さんの「情熱を愛した」。金言です。
講評で藤谷さんから、坂東さんの『しのばずエレジイ』と私の『BOX』を評価したと言及されましたが、賞には至りませんでした。評価されたという点ではよかったのですが『上手さがハナにつく』という評もあり、そのあとの懇親会で『アゲて、落とされた同志』坂東さんと傷の舐めあいをした、というエピソードがあります。
『しのばずエレジイ』良作です(私の中でグランプリの山田章博賞候補でした)
前述しましたが、懇親会で藤谷さんよりサインと握手をいただき、『船に乗れ』のロックバージョン描いていいよ! と言質をゲットしたので大満足な結果でした。米光さんからもフィードバックをいただき、なるほどなー、といろいろハラ落ちした次第です。
つづく
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