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昨今の楽曲事情とゴリラの好きなバンド音楽

元バンドマンの鰹節屋のゴリラです。

めちゃくちゃ偉そうに音楽のお話をしたいと思います。

学生時代にバンド活動に明け暮れて、周りのレベルの高さに悔しい思いをしながらも頑張ってました。

当時対バンをしていて今でも頑張って音楽活動続けている方に対しては尊敬の念しか出てきません。

そんな関西インディーズ界隈で細々と音楽活動していた私がここ最近の音楽について思うことは、何よりも若い方の才能が凄い、の一言です。

我々の時代では考えられないのほどの魅力的な楽曲達が、これまたほぼ無料で数多く聞ける本当に素晴らしい時代だな感じます。ライブハウスに足を運ばなくてもYouTubeの関連動画どんどん教えてくれますからね。

それとプロモーションの上手さにも脱帽です。動画一つとっても誰しもクオリティーが高い。楽曲の良さを120%引き出せる視覚情報の質がYouTubeにはごまんとある。本当に見ていて、聞いていて飽きない。素敵な時代です。

私たちの時代はニコニコ動画内で初音ミクが出始めた時代なのですが、そこから今に至るまでの、隠れた才能達がネットを介して世に進出するスピードと量が半端ない。我々音楽消費者からすると良いことである反面、取捨選択する機会の多さに少し疲れ気味になるは年のせいなのでしょうか。。。

米津玄師から始まるネット音楽の繁栄

インターネットで新譜の音楽を手軽かつ大量に消費出来る時代にあって、その先駆けと模範は誰かと問われれば、米津玄師であるのは間違いないと思います。彼のプロモーションを起点に様々なクリエイターが我も我もとネット界に進出してきました。直近だとyoasobiやyamaなど数えきれないほどの才能が刺激されたでしょう。また、古くから音楽を続けていた人たちもまた、新たな表現の場としてYouTubeが見直されたのも米津玄師の存在があってこそだと私は思います。

「バズる」という最大瞬間風速をたたき出す土台を作ったtiktokも馬鹿にはできません。いち音楽の話で言えば、話題性という武器は売れるうえで非常に重要なのは間違いないのですから。例えば、2020年、老若男女問わず一度は耳にしたであろう「香水」は彼の意図とは別に、とんでもない速さで世に知られていきました。情報伝達の速さと楽曲の良さが瞬時に嚙み合った良い例だと思います。

インディーズバンドのこれから

バンドとしての体系よりも、個人クリエイターとしての脚質が重要になってきている昨今の若手音楽事情ですが、私はやはりバンドとしての音楽をもっともっと底上げしていってくるような人達が出てきてほしい。それのジャンルは問いません。ロックでもポップでもジャズでもメタルでもなんでも良い。個人的にはポストロック的なものを求めていますが、、、

ネットからの音楽発信が当たり前になった時代において、インディーズバンドのこれからはどうのようにしていけばいいのか。良い楽曲を作るだけでは世に拾ってもらえないのはいつの時代もそう。下火でなかなか芽が出なくても続けていく、それも大事ですが先に申し上げた通り、この時代はコンテンツをうまく利用すれば最大瞬間風速を出せるのですからやらない手はないのです。人脈が無くてもお金と自身の労力で高いクオリティーのプロモーションが出来る。レーベルに頼らず、いかに自身で自己プロデュースするかが本当に大事なのは明白です。

いち音楽好きの偉そうな小言ですが、燻っているバンドマンやクリエイターには是非一歩踏み出して自信をもって自分の作品を発信していって欲しいと心の底から願っています。


最後に好きなバンドをちょろっと名前だけ出します。

ハヌマーン

https://www.youtube.com/watch?v=uFsVw95SutU

解散してしまいましたが、僕の青春時代を支えてくれたバンドです。Gt/Voの山田さんはバズマザーズというバンドもやってます。Baのえりっさは今、acd.というバンドをやられてますね。正直このバンドを超える衝撃が今だに出てきてまいせん。かっこいい・・・の一言。世を皮肉る歌詞とは裏腹にメロディーラインは非常にポップでキャッチーで、それでいてドラムとベースラインの激しいリズムの中に山田さん独特のコード進行を大胆に捻じ込む最強の3ピースだと思っています。何より歌詞がマジでかっこいい。

カッパマイナス

https://www.youtube.com/watch?v=MlzFWni6b-A

この2つを上げるとわかる人には世代と生息地がバレてしまいそうですが、、、カッパマイナスも外せません。関西インディーズといえば、このバンドでしょう。全国版のアルバムは1枚しか出してないのですが、そのアルバムは名盤です。

lostage

https://www.youtube.com/watch?v=MH23ObBePiw

奈良の重鎮ですよね。この人たちは中学校の時にドはまりしてから崇拝してます。THROAT RECORDSというレーベル兼レコードショップをベースの五味さんがされているのですが、平日にフラッと覗きに行くと、たまに店前でアコギを引いていたりして当たり前に五味さんとお会い出来ます。以前たまたまそのお店に行ったらtricotのベースのヒロミさんが遊びに来てました。小鹿のキャラクターがめちゃくちゃ可愛いくて私もパーカーを2枚持ってます。そんな素敵なお店です。笑 上に記載したYouTube動画に実際の店舗の映像が出てきます。

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