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勉強が出来ない事と頭が悪い事は別

僕は今まで色んな生徒さんに勉強を教えてきました。本人たちにも信頼した上でこの話は絶対にするのですが、「馬鹿であり続けるな」という事を様々な形で伝えています。

「勉強が出来ない=馬鹿」ではない!

勉強が出来ない事は頭が悪いということではありません、知識が足りないなら工夫して覚える、解き方が分からないなら頭の使い方を鍛える、暗記が苦手なら五感を使って覚える。要は、工夫をして勉強が出来るようになればいいんです。

勉強が「今」出来なくても、努力して「将来」できるようになれば良い話です。受験当日までに合格ラインを超えてれば今の勉強の出来る、出来ないは関係ありません。

ただし

頭が悪い、馬鹿=工夫しない考えない人

以前に「本当の努力」についてでも書きましたが、ただただ時間だけを労してるのは努力ではないです。授業中言われた事やアドバイスを全く自分の勉強に取り入れない人は、学力は伸びません。クロールの大会に出るのにコーチがスタート方法、バタ脚の仕方、ターンのコツ、水のかき方など様々なアドバイスをしてるのに、それを聞いた選手は毎日365日間息継ぎの練習だけを3時間続けていた。そして大会当日、息継ぎの練習しかしてませんから、もちろんスタートは失敗、ターンも出来ず途中で溺れて失格です。でも本人はあんなに毎日一生懸命努力したのに!と嘆く‥‥。これを聞いて皆さんはどう思いましたか?「いや当たり前でしょ、馬鹿じゃないの?」と思いませんでした?

でも勉強だと平気でこんな事し続ける人が多いです。逆を言えば、勉強が出来る人や、伸びる子は言われた事を素直にすぐ取り入れます。

まず、勉強で1番大切なことは考える事です。問題を考える、分からなかったら調べる。何を調べたらいいか分からないなら解答を見てからでも良いでしょう。とにかく工夫をして勉強する事、馬鹿であり続けてはいけない。



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