趣味や娯楽は生き方をポジティブにしてくれるよ、という話
日常って退屈なんですよ。
読んで字のごとく、毎日同じことを繰り返しているだけなんですから。
仕事で忙しい毎日。
ルーチンになってしまえば楽かもしれないけど、「退屈」はずっと付きまといます。
そこにアクセントを加えるのが趣味や娯楽。
スポーツ、映画、アニメ、漫画、ゲーム、旅行、読書、観劇、鑑賞などなど。
こういうものがあるから、退屈な毎日も前向きに過ごしていけるわけです。
軽視される趣味・娯楽
だけど趣味や娯楽は蔑ろにされがちなんです。
なぜかと言えば、生きるために必要ではないから。
「いい年してまだそんなことやってるの」とかね、そういうことを平気で言われてしまうわけですよ。
だからみんな「いつまでも遊んでちゃダメだな・・・」とか思ってしまうんです。
ただ、僕は声を大にして言いたい。
人様に迷惑をかけているならいざ知らず、そうでないなら否定される筋合いはないでしょう、と。
人生で何をするかは人それぞれだけど、自分の人生なのだから自分のやりたいことをやったほうがいいです。絶対に。
「収入にならないから」とか「社会貢献にならないから」とか、そんなものはやりたいことをやめる理由にはならないんですよ。
好きなことは続けるべき
もちろん、生きるためには働いてお金を得る必要があります。
だからみんな働いているわけです。
で、どうせ働くなら自分のやりたいこと、興味のあることを仕事にする。
これはとても良い考え方ですよね。
人生という問いに対するベストアンサーかもしれない。
僕が小学生のころ、学校の授業の一環として「仕事について話を聞く」機会がありました。
世の中にはどんな仕事があるのか、実際にどのようなことをしているのか、などを聞くわけなんですが、その中で今でも印象に残っているのがこの言葉。
「今はたくさん持っている大切なものを、大人になるにつれて少しずつ減らしていく」
なにぶん昔の話なので細かい内容までは覚えてないのですが、要するに「本当に大切なものを時間をかけて見つけていきましょうね」って話だったんじゃないかと思います。
それが、自分のやりたいことを仕事にするためのプロセスの一つなんですよね、きっと。
当時の僕はこの言葉になんだかわからないけど衝撃を受けました。
小学生ながらに「この人いいこと言うなぁ」と思いました。
ですが、歳を取るにつれて気づいたのです。
「大切なもの、全然減らせねえな」と。
そしてそれからまた何年か歳を重ねてさらに思ったのです。
「大切なもの、別に減らさなくてよいのでは」と。
仕事とは別でやりたいことがあってもよいはずです。
自分の好きなことを仕事にしていない人だってたくさんいるのだから。
僕が小学生のころとは、時代が違うんですから。
僕は、そういう趣味とか娯楽の必要性を認めて、誰もが好きなことを楽しんでいいんだ、ということを発信していきたいと思っています。
世の中にはこんなに楽しいものがたくさんあるんだよ、ということも。
そうすることで、何のために毎日生きているかわからない僕みたいな人が、少し前を向いて歩けるなら、きっと意味があるんだろうと思います。
窮屈に過ごす必要はない
世界の国々と比べて日本の自殺率が高いとか、残業時間が長いとか、そういうニュースを見て、僕は思うんです。
「窮屈だから」なのではなかろうか。
心も体も、もっと自由に、好きなことをして生きていくべきです。
すべての人が、もっと自由に生きていいはずなんですよ。
「こんな生産性のないことをしてもしょうがない」とか、そういう発想が存在すること自体が間違い。
誰にも迷惑をかけていないのに、何となく世間の目が気になってやめちゃうなんてね。もったいないですよ。
ワンガリ・マータイ的に言えば「MOTTAINAI!」ですよ。
楽しみましょう。毎日を、人生を。
それが僕から皆様への一番のメッセージであり、僕が何かを発信するときのポリシーです。
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