『バイオハザード RE:3』は何故バイオっぽくないのか
※若干のネタバレを含みます
バイオRE:3をクリアしました。
が、タイトルの通りバイオっぽくない。
もちろん面白かったんですけど。
何がバイオっぽくないかといえば、ホラー要素。
バイオ7、RE:2の流れでホラーを前面に押し出してきていたのに、今回は急にアクション寄りになったのがその一因じゃないかと思ってます。
病院をうろつくところとか、ちょっと怖いなぁと思う場面もあるんですが、全体のボリュームがないことも相まって、クリアした後に思い返すと追跡者とのアクションシーンばっかりが浮かびます。
ただね、今回はアクションに寄せざるを得なかったんじゃないかとも思うわけです。
バイオ3は脱出劇である
何故かといえば、バイオ3においては追跡者から逃げることがストーリーの主軸だからです。
リメイク前のサブタイトルは「LAST ESCAPE」ですからね。
混沌に包まれたラクーンシティから脱出することがテーマなわけです。
「脱出」といっても、いわゆる脱出ゲームのような「閉鎖空間からどうやって脱出するか」みたいな切り口ではなく、「時間内に迫りくる追手から逃げ切って脱出しろ!」ってタイプの話なので、そう考えるとやっぱりアクション要素が強くなりますよね。
なので、今回のRE:3はホラーではなくアクションに寄せたことでむしろ作品の魅力が最大限引き出されたんじゃないかと僕は考えています。
ボリュームについて
それともう一つ。今作はボリュームがない。すぐ終わります。
ネット上のレビューを見ても、やはりボリュームのことは結構言われてますよね。
けどスピード感があるという意味では、これくらいで良かったんじゃないかと。
ただ、個人的にはクリア後にちょっとした追加シナリオのようなものを用意しておいてほしかった。
一応「バイオハザード レジスタンス」というDead By Daylightのバイオ版みたいなのが同梱されてて、本編が短い分こちらが長く楽しめるように設計されてるみたいですが、僕が求めてるのはそうじゃないんですよね。
ゲームとして遊べれば良いわけじゃなくて、短かろうが蛇足だろうがストーリーを楽しみたいんですよ。
そもそもバイオRE:3買わないとプレイできない非対称サバイバルゲームってプレイ人口増えないのでは…?
その点DBDは定価が安いので初心者も気軽に始めやすく、だからこそ流行ってるんだろうなぁと思います。
DLCに期待
ボリュームがないことについては、今後のDLC次第という感じもしますね。
DLCで追加シナリオが発表されれば僕は大喜びでプレイすると思いますし、「ボリュームについてはDLC込みで考えると妥当」みたいな感想を書きそうな気がします。
とにかく今の時点でいいたいのは、世間で言われているほど駄作ではなかったし、僕はしっかりと楽しめましたよ、ということです。
バイオRE:3を買おうか迷っている方がいたら、まさにそういう方向けの記事をブログに上げているので是非一度読んでみてください!
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