ベビーサインで育児が楽になっている
妻が興味を持って通ったベビーサインのクラスがとても良かった話。僕は妻の頑張りのうまみを吸ってるばかりなのだけどチームメイトの成果を共有したいと思う。
ベビーサインってこんなもの
朝ごはんの様子。両手の指をコツコツと当てる動きが more(もっと)のサインで、ここでは「もっとご飯食べたい」という意図を伝えている
言葉を獲得するまでの補助輪
娘は1歳4ヶ月になろうとしているところ。頼りない足取りながらもひとりで歩くしちょっとしたバリケードなら乗り換えてしまうわんぱくさを持ち始めている。
日増しに好奇心や自我が強くなっていっているわけだけど、言葉がまだ出ないので欲求に対して伝わらない・わかってあげられないシーンがしばしばある。一方、こっちの言ってることはかなり理解しているように見えるシーンも多くなってきた。
ベビーサインはまだ喋れない時期に欲求と表現力の乖離があるシーンに対して有効なコミュニケーション手段になり得る。
獲得までのプロセス
もともと近所に住む友人の紹介でベビーサインの存在を知り、彼の家族が通っていた教室に通うことにした。英語の手話を適用するクラスだったが日本語を含めてほかの言語の手話を適用しているところもあるようだ。
学習サイクルはこんな感じ
・クラスで講師と同年代の親子数名と触れ合いながら新しいサインを親子で習う
・ビデオ教材を使いながら復習しつつ、家庭生活の中でサインを介したコミュニケーションを試みる(何度も繰り返す)
・クラスで各家庭の変化やチャレンジを共有し合う
サインができるようになるかは個人差があるものの、クラスの存在が親側の精神的なサポートにもなるためプロセスを楽しみながら続けられる。結果としてサインができるという成果につながるという構造になっている。
学習が家族の楽しみになった
多様なサインがあるので娘がなにかを獲得することが家族の楽しみになっている。
たとえば、指を三本立てWの形にしてアゴに当てるのはWaterのサイン。娘も「こうかな?」と試していたりするようで、そこにすかさず水を与えることで表現に対してフィードバックをするということがわが家の取り組み。
「フィードバックだから」という大義でいろいろなものを与えすぎてしまうきらいはあるのだけど許されたい。
まとめ
- ベビーサインは言語獲得までの表現の補助になる
- クラスがあると育児する側のサポートになる
- 獲得は個人差があるので成果を求めすぎずに学習プロセスを楽しむ