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なぜ、バスケットボールコート建設を目指すのか?

2022年5月にNPO法人を設立し、公園調査、アンケート、イベント開催と、短い期間ではありましたが、できる限りの活動をしてきました。
この活動によって、現在の沼津市のボール遊びに関する環境や、子ども達の意識について知ることができ、私たちの活動の根本となる課題設定に対しても間違いがないであろうという確信を持つことができました。
今後、私たちグーニードッグスは、子ども達がボール遊びできる場所を作るための、より具体的な施策を進めていきます。
その戦略を作り上げるうえで、乗り越えなければならないのがスペース(土地)の問題です。

これまでの調査や、行政との打ち合わせによって、既存の公園に変更を加えていくということは難しいことがわかっています。
このため、子ども達がより使いやすい場所を作るためには、既存公園以外の場所を視野に入れた検討が必要になります。
しかしながら、利用者の多い地域で広大な土地を確保することは予算的にも難しく、短期での実現を考えると、必然的に小スペースでも成立するような施設にせざるを得ません。

そこで着目したのが、バスケットボールです。
バスケットボールは

①小スペースでもたくさんの人が遊ぶことができる
 ハーフコートでもゲームが成立するため、200㎡程度でも最大10人が遊ぶことができます。

②人気のスポーツである
 私たちが独自に調査したアンケートによると、好きなスポーツの第2位にバスケットボールが上がりました。
 日本での競技人口は、サッカーや野球に比べると少ないものの、性別問わず人気であり、東京五輪の女子バスケットボールの種目では日本が銀メダルを獲得しています。

③実績は多いのに沼津市に施設が少ない
沼津市内には、屋外でバスケットボールができる施設は愛鷹総合運動公園のみとなっています。しかし、こちらは市街地からかなり距離があり、子ども達が利用しやすい施設ではありません。
市街地だと、堰下公園、岡宮1号公園には本格的なものではない、バスケットゴールのような遊具?は設置されています。
 (ただし、堰下公園はしっかりとしたフェンス等が整備されておらず、のびのびと遊ぶことは難しいでしょう。)
静岡県内の沼津市以外の市町村では
 長泉町 御岳堂公園 
 焼津市 大覚寺公園 
 静岡市 押切南公園 
 富士市 富士西公園
 磐田市 豊田原新田公園 
 浜松市 美薗中央公園 
などにきちんと整備されたバスケットコートやバスケットゴールが市街地に設置され、近隣の子ども達が自由に利用できるようです。

という点から早期に実現できる可能性が高いと考えています。
また、私を含め、現在のグーニードッグスメンバーにはバスケットボールの経験者が多く、イベントの企画などがしやすいということもあります。

もちろん、サッカーや野球、バレーボールやテニスといった球技に取り組まないというわけではありません。
しかしながら、前述したスペースの問題や現在のメンバーの人員等を考えると、特定の球技施設に集中して実現を目指すことが現実的であると考えています。

「我専まりて一と為り、敵分かれて十と為らば、十を以て其の一を攻むるなり。」

孫子の兵法にも書かれている、「選択と集中」の戦略ですが、私たちはまずはバスケットボールでビジョンを実現し、他の球技にも広げていけたらと考えています。
(他の球技の場所を増やしたい!という方、是非一緒にグーニードッグスとして活動しましょう!)

グーニードッグスでは近々、バスケットボールコート建設プロジェクトをスタートします。
是非今後の私たちの活動に注目していただけましたら幸いです。

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