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21/22シーズンのCL権争いを展望する

21/22シーズンのプレミアリーグも残すところあと約2ヵ月となり、各チームの順位もおおよそ見当が付くようになったのではないでしょうか。
本日は熾烈を極めそうなプレミアリーグの4位争いについて調べてみました

各チームの順位については本日(3/21)を基準にしています。

対象としてはアーセナル、スパーズ、マンユナイテッド、ウェストハムの4チームに絞って述べていきます。

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●アーセナル

28試合:17勝3分8敗 勝ち点54

残り試合10
・クリスタルパレス A
・ブライトン H
・サウサンプトン A
・チェルシー A
・マンチェスターユナイテッド H
・ウェストハム A
・リーズ H
・ニューカッスル A
・エヴァートン H
・トッテナム A

ホーム戦:4試合 アウェイ戦:6試合
ホーム対戦相手平均順位:13位
アウェイ対戦相手平均順位:8.6位
最大勝ち点:84
7位以上対戦回数:4回

こうしてみるとアーセナルは残り試合はアウェイが多く、ホームが少ない事が分かりますね。また、7位以上の対戦もチェルシー、スパーズ、ユナイテッド、ウェストハムの4試合を残しており、この直接対決で勝利をするかによって結果が大きく変わってくるでしょう。
個人的に怖いのはアウェイでの対戦が軒並み不気味な相手が多く、前節でシティ相手に引き分けたパレス、上位に位置するチェルシーやスパーズ、ウェストハム、降格圏を抜け出してきたニューカッスル辺りにどこまで勝ち点を積み上げられるかが気になりますね。

●トッテナム

29試合:16勝3分10敗 勝ち点51

残り9試合
・ニューカッスル H
・アストンヴィラ A
・ブライトン H
・ブレントフォード A
・レスター H
・リヴァプール A
・バーンリー H
・ノリッジ A
・アーセナル H

ホーム戦:5試合 アウェイ戦:4試合
ホーム対戦相手平均順位:12位
アウェイ対戦相手平均順位:11.5位
最大勝ち点:78
7位以上対戦回数:2回

日程的に見ると相当有利に感じます。ホームアウェイどちらの平均順位も10位以下であり、19、20位との対戦を残しているのも有利に働きそうです。また上位勢との対決もノースロンドンダービーを除けばリヴァプールだけであり、リヴァプールの負けを前提とすれば70~75辺りまで勝ち点を積んでくるのは十分想定できるのではないでしょうか。

●マンチェスターユナイテッド

29試合:14勝8分7敗 勝ち点50

残り試合9試合
・レスター H
・エヴァートン A
・ノリッジ H
・リヴァプール A
・アーセナル A
・ブレントフォード H
・ブライトン A
・チェルシー H
・クリスタルパレス A

ホーム戦:4試合 アウェイ戦:5試合
ホーム対戦相手平均順位:12位
アウェイ対戦相手平均順位:9.6位
最大勝ち点:77
7位以上対戦回数:3回

何とも言いにくいスケジュールにはなっていますが、レスター、エヴァートン、ノリッジの3連戦で勝ち点9を積めれば一気に優勢になりそうな気がします。しかしながら上位との対決を3度も残しているので、リヴァプール、チェルシーには負けてもアーセナルには勝利したいところ。

●ウェストハム

30試合:14勝6分10敗 勝ち点48

残り試合8試合
・エヴァートン H
・ブレントフォード A
・バーンリー H
・チェルシー A
・アーセナル H
・ノリッジ A
・マンチェスターシティ H
・ブライトン A

ホーム戦:4試合 アウェイ戦:4試合
ホーム対戦相手平均順位:10.2位
アウェイ対戦相手平均順位:12.7位
最大勝ち点:72
7位以上対戦回数:3回

消化試合が最も多いのがウェストハムだが、全勝したとしても勝ち点は72までしか計算できません。その中でシティ、チェルシー、アーセナルの試合があるのは厳しいと言えるでしょう。仮に下位チームに5勝、上位勢3チームの内1勝をあげたとすれば66。これでどれだけ勝負できるかですね。


●まとめ

上記4チームの数字をまとめてみると…
最大勝ち点
アーセナル→84
スパーズ→78
マンユナイテッド→77
ウェストハム→72

アーセナルとウェストハムの差は12と結構開きますね。現実的にはアーセナル、スパーズ、マンユナイテッドの3チームで1枠を争う流れになりそうです。
間違いなくカギを握るのはアーセナルでしょう。スパーズ、ユナイテッド、ウェストハムとの3試合を残しておりこの直接対決の結果次第ではCLを確実なものにできるはずです。

アーセナルとその他のチームの対戦を纏めると…
・アーセナルが3戦全勝し残り7試合の内4勝を挙げた場合は『75』
スパーズの最大勝ち点は『75』
マンチェスターユナイテッドの最大勝ち点は『74』
ウェストハムの最大勝ち点は『69』

いずれにせよアーセナルはこの3試合の結果によって大きく変わってきそうですね。しかしながら上記上位チームの4チームに敗れたとしても、セインツ、パレス、ブライトン、ニューカッスル、リーズ、エヴァートン相手に5勝できれば69までは積み上がります。

しかし何度も言うようにここで厄介になりそうなのはトッテナムでしょう。
ノースロンドンダービーで勝利をし、リヴァプールに敗れてもニューカッスル、ヴィラ、ブライトン、ブレントフォード、レスター、バーンリー、ノリッジ相手に6勝すれば72になるのでこの時点でアーセナルは厳しくなりそう。

ユナイテッドはどちらかと言えば条件は厳しく、アーセナル、リヴァプール、チェルシーに1勝を挙げ、レスター、エヴァートン、ノリッジ、ブレントフォード、ブライトン、パレスの6試合を全勝しても71なので現実的には下位チームには全勝が必須条件にはなってきそうです。

●アーセナルがCLに出る為には…

何度もになりますが今季のアーセナルの分水嶺となるのは間違いなくノースロンドンダービーの結果になるでしょう。残りの対戦相手を見ればトッテナムが頭一つ抜けていると思うのでアーセナルとしてはここは是が非でも勝ち点3が欲しいところですね。
セインツ、パレス、ブライトン、ニューカッスル、リーズ、エヴァートンの6チームで5勝出来れば勝ち点は69なので先ずはここを目指してほしい。その中でチェルシー、スパーズ、ユナイテッド、ウェストハムの4戦で勝ち点6を記録したい。それでもスパーズが順調に来てしまうと殆ど同じ勝ち点になる可能性があります。

長々と書き連ねて見ましたが、これから先の試合は常に決勝戦のような試合です。アーセナルが久々にCLに戻る為にも、我々ファンは一戦必勝の気持ちで応援していきましょう。


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