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駅からさんぽ ~番外編 高砂市散策~

こんにちは。
ぐっでぃテレビのゆっちぃと申します。

駅からさんぽをお読みいただきましてありがとうございます。今回も駅からさんぽは番外編になります。前回に引き続き、兵庫県高砂市へ行った際にお邪魔しました、旧宅をお伝えいたします。

それでは行ってみましょう!

加工された床がきれいです、歩くと足の裏の感触がとても気持ちが良いんです!
名栗加工ご存知でしょうか

この名栗加工の床がとても気持ちよかったです!この凹凸が足の裏の凹凸と合っていてとても心地よいです。夏の暑い時期にも最適な床ですね。この加工技術は現在では壁に使われたり、手すりに使われたりと注目されているようです。使われているこのお部屋は「だいどこ」でした。

おだいどこの棚には工楽さんの業績が展示されています

この造りつけの水屋でしょうか、とてもいい雰囲気出しています。下の引き戸の中にはお皿が置いてあります。

「おだいどこ」のお隣は「次の間」です
「次の間」にも資料の展示がされています。すりガラスの向こう側は中庭のようです
「次の間」のお隣「中の間」には箪笥に金庫の展示があります

この展示されている場所の上部分は階段があります。
こちらの箪笥を見て思い出しましたが、祖母の家にも似たような家具が置いてありました。大きさは違うのですが、引き出しを開けた時も閉める時も、どっちだったのかは忘れてしまいましたが、ファ~ンという綺麗な音が鳴っていたような気がします。そんなことを思い出させてくれる箪笥でした。

こちらが古い帳簿が貼られた衝立

入り口近くにあったマガジンラックでお伝えした、古い紙を貼っているこちらは衝立です。古い帳簿は貼って強度を増しています。表面は貼らずに裏面だけ貼っているそうです。貼り方も綺麗に貼っています。先人の知恵ですね。
衝立が置かれている床も名栗加工されていました。アクセントになっていてやっぱり素敵です。

「中の間」の先には「9帖の間」

この「9帖の間」のふすまの向こうは旧宅を管理されている方々の事務所になっているようです。

「前室」の「仏間」

「前室」はとても小さな部屋という感じです。小さいけど特別な部屋ですね。

「座敷8帖」のお部屋、親戚の家に来たような気がします

ここは一番玄関から遠い場所にあるお部屋になります。縁側がとても明るくてのんびりしたくなる雰囲気ですね。おばあちゃんの家という感じです。
1階のお部屋は以上です。
2階へ行ってみることにします。階段は建物を修理した際に新設されていて、もともとあった階段は急な階段で今は、通れなくなっていました。

2階「10帖の間」には高砂堀川周辺の模型があります

なんとなく天井が低くて、窓はあるのですが、格子があって、日当たりが抑えられているような感じです。カーテン替わりなのでしょうか。
でもこの雰囲気が私は懐かしさを感じるので好きです。

さらにお隣は「板の間」のお部屋、さらに隣には「8帖の間」
「8帖の間」には、元々ある急階段の上に壁紙です

この壁紙良い味をだしてくれていますよね。他の場所にもあって同じように貼られていました。昔のこういった紙の模様や、字体、色合いなど、色々と細かなところを見るとデザインを考える人がいて、とクリエイティブなお仕事をしていたんだなとしみじみ感じることができます。

お部屋には「長持ち箪笥」も、衣類や寝具を入れていたそうです
こちらは柄鏡と掛鏡・・でしょうか
別の部屋にも色んなものが展示されています

当時の貴重な資料も展示されています。

展示物の作られた時代は色々とあるようで見ていると飽きません
こんなミシンもあります

こんなミシンは祖母の家にありました!実家にもミシンがありましたが、テーブルでしょうか、台というのでしょうか、その部分をあけてミシンを中にしまうことができるタイプでした。私が持っているのは持ち運びできるミシンです。時代の流れと共にミシンも変わりますね。
2階には「応接室」もありまして、そこではアートでまちおこし「まちかどミュージアム2023」に参加されていて、工楽家旧宅の今年のテーマは「昭和の高砂」をテーマに写真であったり、絵であったり、昔のお店の包装紙等が展示されていました。それを見るだけでも楽しめます。

中の見学を終えて、外へ出ました
こちらは古い船板を利用して作られた、船板壁です

旧宅の入り口にあったガチャガチャをやってみることにしました。子どもも大人もガチャガチャ好きですよね。何が当たるのかなと思ったら、一人はボールペンに高砂サイダーの組み合わせ、もう一人はボールペンに手作りコースターの組み合わせでした!1回200円です。嬉しい景品でした。

まちの観光会館

旧宅の見学を終えてから、近くのまちの観光会館「結びん」へお邪魔しました。こちらでは高砂サイダーも購入できます。お店の中は高砂市内にあるお店の商品や、パンフレット、高砂市のマスコットキャラクターぼっくりんのアイテム、町の観光案内も兼ね備えられたお店となっているようです。
早速サイダーを購入し、子どもたちはひと休憩していました。

今回も長い駅からさんぽ、番外編 高砂市散策 後編お付き合いいただきありがとうございました。
今回も明石を飛び出して高砂市へ行ってみました。今回は旧宅見学でしたが、調べてみると、高砂市には他にもたくさん気になる歴史的景観地区というものがあり、ぜひ訪れてみたくなりました。

親戚のお家に行くと、自分の住んでいる家にはない古いものがたくさんあって、私はそれを見るのがとても好きでした。今回の旧宅では、そんな昔懐かしい気持ちを思い出させてくれました。
みなさんもお近くに寄られた際にはぜひ訪れてみてくださいね。

次回の記事でお会いしましょう。。





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