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二十歳 本を読みます

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光をにぎる

古き良きもの、についてよく考えることがある。 再開発や技術の進化によって変わりゆく街並みや文化、 そして人々の暮らし。 時代の流れに逆らえないまま、過去は消えていってしまう。 誰かが愛した風景や店が、消えてゆく現実。 老朽化によって変わらずに在りつづけることの難しさ。 時代と共に一色に塗り替えられてしまう 変化の恐ろしさも感じずにはいられない。 いくつもの「物」が形に残らず消えてゆくこの現代。 そこに果たして、本当の未来は在るのだろうか? 最近観た映画の「Perfect D

    • ジェンダーレスの世の中に

      私が幼い頃、両親と一緒に補助無しの自転車を買いに行ったことがあった。 自分は構わず好きな柄の自転車を選んだ。 すると 「これは男の子のだけどいいの?」 と両親に言われた。 そこで私は初めて男の子用のデザインなんだと気づいた。 無意識に小さい頃から男の子と女の子には 何故か違いがあって遊ぶものも選ぶ色も 違うことを当たり前に思っていた。 学校に通い始める時期になると より色濃く、男女の違いが出てきた。 男の子が女の子に混じって遊んだりしていると 「お前女みたいだな〜」 とか

    光をにぎる