気管支軟化症の人必見

気管支軟化症とは気管支の脆弱性により生じる疾患です。
気管支だけではなく気管にも同様の病変がみられることが多く気管・気管支軟化症と呼ばれることが多くあります。

小児気管支軟化症との関連性

19994年ごろまでは小児に関しては原因不明でしたが近年日本の医療発達により分かったことがいくつかありました。
喉頭軟化症は乳児期の吸気性喘鳴の原因として最も多い疾患であり吸気性に喉頭の閉塞、狭窄をきたし吸気性喘鳴、閉塞無呼吸など起こす。
喉頭軟化症は特別な医療を必要とせず1年くらいの経過で自然に治癒することが多いです。
大事なのはここです。
しかし一部の重傷例では、哺乳不良、
体重増加不良、呼吸困難、閉塞性無呼吸を認め、保存的管理が困難で、積極的介入が必要となる場合があります。
気管・気管支軟化症は主に気道の脆弱性が増し
Dying spellなどの危篤な症状を呈することも気道病変です。
※Dying spellとは犬吠様の咳、反復性の肺炎、哺乳障害及び突然の喚起不全のことを言います
気管・気管支軟化症は従来まれな疾患と考えられましたが

気管支鏡検査などによる検索で診断される機会が増加しています。
気管・気管支軟化症は重症度にも幅があり管理に難治する症例も多くみられる。
振り返れば30年間生きてきた私はDying spellという症状は小児の頃にありました。
しかし1990年生まれなので当時日本に気管支軟化症という病気も知られていなく医療技術が発達していなかったため

原因不明のまま今日まで生きてきました。
2015年にやっと指定難病に認定され好酸球性副鼻腔炎と表されました。
しかし原因は不明のまま今は難病の状態を抑えることしかできないのが日本の医療技術の現実です。
次に話す好酸球性副鼻腔炎は鼻茸(両側)や臭覚障害(発症初期より)は気管支喘息→40%から70%の確率、経口ステロイドが著効
好酸球性は非好酸球性と比較して有意差を持って再発しやすいのです。
私は小さい頃から鼻茸や副鼻腔炎の手術をしてきましたが今の時代は医療が進歩しているので恐らく私たちより小児のうちに治ることでしょう。
また2015年以前に生まれた私と同じような苦しみを味わい一生かけて施術し最低限の自己管理をして持病に向き合っていかなければ生きていく前向きな方法として私は感じます。

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