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【入社エントリ】建築の世界は、想像していた以上に自由と愛であふれていた

2024年2月に入社したコーポレート戦略部 ブランドマネジメント課の肥後です。

この記事は、建築業界未経験の私が株式会社GOOD PLACE(以下、GOOD PLACE)に入った経緯やいまどんなことを考えながら仕事をしているか社内に知ってもらうことを目的に書き始めたのですが、あわよくば建築業界やGOOD PLACEに興味を持っている求職者にも「この会社、なんかイイかも」と思ってもらいたいな……という気持ちが芽生え、なかなか壮大な話になってしまいました。

タイトル通りだいぶハッピーな内容なので、休憩中にでも気軽に読んでもらえたら嬉しいです。


なぜGOOD PLACEに入ろうと思ったか

現在レイアウト変更中の本社オフィス

GOOD PLACEとの出会いは、ブランドマネジメント課 課長の吉町さんが転職サービス上で送ってくれたスカウトでした。ポジションはコーポレートブランディング担当者。

もともと建築業界に興味を持っていたわけではないので、当時まだコスモスモアだった社名も「聞いたことはない。が、親会社のコスモスイニシアなら知っている」というレベル。カジュアル面談でいろいろな話を聞き事業や考え方に興味をもったものの、この業界に足を踏み入れていいものか迷う気持ちも少なからずありました。

だって業界が大きいじゃないですか?(語彙力)

ゼネコン、デベロッパー、設計事務所、住宅設備、建材、内装……挙げればキリがないプレイヤーの多さと業界規模にちょっとひるんでしまったわけです。すべてのプレイヤーがド競合にならないとはいえ、予算や実績のある猛者たちが多数いるなかでブランディング担当者として戦っていけるのだろうか、と。

でもそれと同時に、肩書きに縛られないポジションへの憧れもありました。
これまでいろいろな企業で広報を担当してきたものの、コロナ禍でステークホルダーとの関わり方が大きく変わり「自分が本当にやりたい仕事ってなんだっけ?」とこの数年ひっそり悩み……転職活動を始めたはいいけれど広報・宣伝・SNS運用といった担当の括りにちょっとうんざりもしていて……。その点、ブランドマネジメント課はブランドコンセプト「Make a GOOD PLACE」に基づくコミュニケーション戦略の統括と実行が仕事。自分にとってコーポレートブランディング担当者というポジションは一層魅力的に映りました。

あとは調べれば調べるほどこの会社おもしろいなぁ~と感じたことも大きかったかもしれません。クライアントの課題解決に伴走する「SPM(ソリューションPM)」という考え方、ワーケーションカー「mobicaモビカ」、バックオフィスのアウトソーシング事業など、建築会社という枠にはめるなんてもったいないくらいのネタの宝庫にあっという間に魅了されて、その後は一瞬迷ったことなど思い出すヒマもなくとんとん拍子で面接が進み、気がついたら入社日の2月1日を迎えていました。

いまの状況は?

そんなこんなで2カ月。ブランドマネジメント課の一員として、サイトのWORKSやコラムを書いたり、絶賛進行中の本社オフィスリニューアルに向けてフロアパンフレットのディレクションをしたり、フローの整理をしたりと本当にさまざまな業務に携わっています。
「予算が少ないからアイデアと根性で勝負!」ともならない。必要な予算をちゃんと使わせてもらえるのもありがたいです。
あとはもう少し人がいれば……人が……足りない……!(笑)

入社前に「あれがやりたい!」「こういうこともやりたい!」と思案していたことがいくつかあるのですが、その領域にはまだ辿りつけていません。3カ月までは社内理解と慣らしに注力すると割り切っていましたが、このままだと瞬きする間に半年を迎えそうな勢いです。おかしいなぁ。

苦労もあればギャップもある

平面図やパースくらいはイベント運営で見慣れていますが、業界事情や専門用語はほとんどわからないのでその点では苦労もあります。
床が「床材」なら天井は「天井材」? フェイクじゃない植栽はなんと呼ぶの? WORKSなどの説明文を書こうにもどんどん疑問が湧いてキーボードを打つ手が止まるので、たまらず建築用語集や建築雑誌を買い込みました。

また入社前後でギャップがあったかよく聞かれますが、今のところはメール文化や使い慣れないシステムに日々右往左往していることと想像以上のホワイト企業さにまぶしさを感じることくらいでしょうか。とはいえそれも従業員を守る仕組みがしっかり機能している証(と捉えるようにしています)。

苦労もギャップもゼロではありませんが、ソフト面(みんな良い人!)と天秤にかければどれも些末なことなのであまり気にしていないというのが正直な感想です。

建築は、ただ建物をつくるだけにあらず

会社についての理解も進んできた、自分がやるべきことのイメージもついた。あとは現場理解をどうするか……そんなタイミングで、社内のあるイベントに裏方として参加することになりました。昨年大きくリニューアルした「社内デザイン賞」です。

審査員に著名建築家を招聘し開催された今回のデザイン賞は、設計やサイン、インテリアのカテゴリーから22件のエントリーがありました。
ステップはこんな感じ。

事前:自薦によるプロジェクトのエントリー

一次審査:提案書をもとに審査員が7件を選定

二次審査:担当者によるプレゼンを受けて審査員が最優秀デザイン賞・優秀デザイン賞・審査員特別賞を選定

一次・二次は同日に行われました

当日は本社のセミナースペースで二次審査の進行をしながらプレゼンや質疑を聞いていたのですが、審査員から担当者に対して「こういう状況であれば◯◯するのが定石だと思うが、なぜ△△をしたのか」といった質問が出たとき、はたと気づいたわけです。

そりゃ建築だって決まった手法を踏襲するだけが仕事じゃないし、クライアントがいてもその枠の中で自由に遊ぶことだってチャレンジすることだってできるんだよな、と。クライアントの要望、土地や環境、関係各所との調整、費用、工期というあらゆる要素をクリアしながらも自分の想いを“場”に落とし込むのがプロだと頭では理解していたけれど、そこに自由も存在していることを自分はすっかり見落としてしまっていたように感じました。案件によって例外もあるとはいえ、リノベーションも施工管理もサインもインテリアもみんなそういう自由を含んでいる。建築って自分が想像していたより自由なのかも……。

そしてプレゼンをしている担当者から伝わる熱量がもはや“愛”でしかなかった(笑)。もちろん言葉の端々からいろいろな苦労も感じ取れるんですが、それよりも自分たちが生み出したものに対する愛が勝っているように思えて、あぁGOOD PLACEが作っているのはこういう自由と愛の塊なんだ、とデザイン賞を通じて実感できたのでした。

なんだ、建築って自分が考えていたよりずっと自由で、愛にあふれてるじゃん! もっとその想いも発信していかなきゃ! そんな気持ちで3カ月目を迎えようとしています。
皆さん引き続きよろしくお願いします。

そうそう、一緒に働いてくれる仲間も絶賛募集中です。切実!

GOOD PLACEがどんな会社かもっと知りたい人は、採用サイトもどうぞ

書き手:ブランドマネジメント課 肥後

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