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よるにっき #わたしと野ばらちゃん。

ユリイカで特集を組まれると知り、速攻で予約したのは発売の一週間前くらいだったでしょうか。
たまたま開いていたTwitterでめろん先生が「自分も寄稿してます」ツイートされていたのを見かけ、一気に感情が高まったのを覚えています。
このところ、六月に参加する同人誌即売会の原稿で行き詰まっていたのです。そして昨日、到着した本書をパラパラと捲りながら終わらない原稿も放り出して色々思い出していたのです。

野ばらちゃんとの出会いは言わずもがな『下妻物語』の映画……だったかは定かではないのですが中学か高校か、学校の図書室で『ロリヰタ』でした。
表題の作品より『ハネ』という作品が衝撃的だったのを今でも覚えております。それから狂ったように
世界の終わりという名の雑貨店・エミリー・ハピネス・ミシン……様々な野ばらちゃん作品を読みふけりました。そして、
デウスの棄て児・シシリエンヌ・鱗姫
その三作は特に私の固定概念を壊してくれました。

そして野ばらちゃんにあこがれ、いつからか自分でも小説を書くようになったんですけれど。

お洋服・心情・その場の空気感。カフェの雰囲気その細かい描写さえ脳内に情景が浮かぶ。それが楽しくて心地よい。
十~二十代前半でカサコに憧れMILKに袖を通していたなァ。
アップルビート柄に憧れクロチャで探したのもいい思い出。

私の青春は野ばらちゃんで形成されているのです。

(野ばらちゃんなんて呼ぶのも烏滸がましいけれど敢えて、呼ばせていただきました)
(TwitterはいつまでもTwitterと呼ぶよ)

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