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最近読んだほん(BL編)

こんにちは、よるいちです。
ライターの仕事をしたいって割に最近記事が書けていないことに
気付きました。
これからは定期的に本の紹介をしていきたい……!
ので、まずこちらの一冊。

斜陽の先/生芥(なまごみ)先生

父親が多額の借金を残し蒸発し、ひとりぼっちになってしまった尾見。己から全てを奪った借金取りの男・篠目に襲い掛かるも、何故だか男は尾見に興味を持ち後見人になると言い放つ。冷遇されるとばかり思っていたが、篠目にも組の人間にも可愛がられ戸惑いつつもすくすくと育ち、高校生になった尾見は篠目に対して特別な感情を持っていることを自覚する。恋愛対象として見てもらえなくていい、ずっと傍に居たい―。慎ましくそう願う尾見の気持ちを知ってか知らずか、卒業後にカタギに戻すと言われてしまい……。

(Amazonの作品ページより引用)

二次創作の方でわたしが好んで読んでいる生芥先生の一次創作BL。

よくみかけるおヤクザ(攻め)とカタギ(受け)ものなのですが……
面白いなと思ったのは、
攻めが受けを自分の世界に入れようとしないところ。
一緒に住んでいて、距離感も近いふたり。
受けが学生ということもあって、
もちろん将来を案じてのことではあるのですががが……

保護者の立場もある攻めっていいよね。
それに不毛な感情を抱く受けってのも、良い。

おヤクザものっていうのを前面に感じずBLを楽しめる作品だなと感じながらさくさくと読める作品です。
性的なシーンも雰囲気、ふたりに漂う空気感が素敵でした。

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