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15年越しにエルレガーデンを見た日

2023年8月17日、ゾゾマリンスタジアム。 座っているだけでじっとり汗をかくような夏の暑い日。 18時30分、ずっとずっと見たかった4人が現れた。 思い返せばわたしのエルレガーデンとの出会いは中学生の頃。いわゆる厨二病だったのかもしれないが、“みんなとちょっと違う”音楽をディグり、たどり着いたのがエルレガーデン。流暢な英語、耳に残るメロディライン、速攻で好きになった。 エルレが好きだから、(細美さんに憧れたから、かもしれないが)英語をめちゃくちゃ勉強した。 エルレが好き

    • 断片的なものの社会学

      東京都現代美術館で『私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ』という美術展が開催されている。 そのタイトルを見た際に思い出したのが、『断片的なものの社会学』の中の一節である。 この本は、2年ほど前のコロナ禍の最中に初めて読んだ。その時いちばん心に残ったのが、先に引用した『手のひらのスイッチ』という章である。誰もが心の余裕が無くなり、情報も錯綜している中で、それぞれが信じる正しさや幸せは、他人を傷付けることにもなり得るということを目の当たりにした。家族でさえも意見が違っていて

      • 都内に住むということ

        都内の賃貸は高すぎる。 家賃補助が手厚いJTCほか優良企業にお勤めの皆様はさておき、「毎月どうやってやりくりしてますか?」と道行く人に聞きたくなってしまうくらい高い。 それなら埼玉か千葉に住めばいいのでは?という至極真っ当なご意見には耳が痛いんだけれど、地方出身の私としては、やはり一度は東京に住んでみないと人生終われないのです。 というわけで都内で物件探しをしていたのですが、まーーーー高い!!結局、憧れていた東横線沿いには住めるわけも無く(希望条件で検索したら1件もヒッ

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