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湘南のママ・パパを繋ぐイベントスペース「ワクフル」が踏み出す新たなステップ

株式会社グッドローカルは2023年4月から、子育てに特化した予約制のイベントスペース「ワクフル」を運営してきました。

おかげで私たちの想像以上に、多くのママ・パパさんとの交流ができました。本当にありがとうございます!

そんなワクフルは、これから新たなステップへと進むべく、パワーチャージ期間に突入します。今回はこれまでの活動を振り返りながら、地元のママ・パパ、そしてお子さんが心地よく過ごせるよう、グッドローカルがおこなう新たな試みを代表・永田優樹(通称「たいしょう」)さんに話してもらいました。


地元でのママ友づくりを後押しするために

__グッドローカルがワクフルを始めたきっかけを教えてください。
僕と妻は結婚をきっかけに、10年前から湘南に住み始めました。その後、子どもが生まれてから妻は自然と、僕以外の大人と会話する機会が減っていって。

ある時、市が開催する初産婦向けのベビープログラムに参加しました。そこで、現在グッドローカルのバックオフィスを担当してくれている唯ちゃんと出会ったんです。あっという間に仲良くなって、家族ぐるみで出かけるようになりました。

それが妻にとっては、移住先で楽しく暮らせるきっかけになったみたいなんです。そういう場所を自分たちも作りたいと考え、唯ちゃんと妻が、ママ友を作る「ママカフェ」をはじめとするイベントを主催しワクフルの活動をスタートしました。

ちなみにワクフルとは、子育てのワクワクがたくさん増えて、明るく楽しく過ごせる意味を込めて「ワクワク」と「チアフル」を掛け合わせた造語です。

__素敵な意味が込められているんですね。ママカフェではどんなことをしていたのでしょうか?
初めましての方々がゆっくり仲良くなれる3回コースで、さまざまなイベントをおこないました。既存のコミュニティだと、なかなか参加しにくいこともありますからね。

<ママカフェの開催例>
1回目:助産師さんとお茶やお菓子を食べながら子育て相談
2回目:ベビーマッサージ体験+ランチ
3回目:歯固めなどのベビーアイテムづくり

妻はそこで出会った人同士を引き合わせたり「LINE交換しちゃいなよ!」と繋げたりしていましたね。それで仲良くなってくれるのが本当に嬉しかったみたいですし、実際どんどんママさんの間で人気になって…。

Instagramでママカフェの募集内容を発表すると、2分で予約が埋まるようになったんですよ! LINE公式の通知で情報を知って、インスタの募集投稿を待ち構えている人も多かったみたいです。
 
__みんな繋がりを求めていたんですね。
移住してきた人も多いので、大事な存在になっていたのであれば嬉しいですよね。

あとはワクフルの近くにあるお菓子屋さんやコーヒー屋さんにみんなで行くこともあり、ママさんたちからは「気になっていたお店に行けて嬉しい!」と。地域の素敵なお店を知ってもらう機会にもなっていました。

それぞれのオーナーさんもいい人だから、どんどん知り合いが繋がっていく感覚もありました。
 
__まるで地元のコーディネーターさんのようですね!
そんな側面もあったかもしれないですね(笑)。あとワクフルは、利益を度外視してみなさんに集まって仲良くなってもらうのが目的だったから、共感してもらえたんだと思います。

お子さんの体調の都合もあるので、当日キャンセルもOK。あらゆる条件が、地元の方々にとって利用しやすかったのかもしれません。

また、妻だけでなく唯ちゃんの活躍も頼もしかったです。歯固めづくりでは、赤ちゃんのおもちゃを安心・安全に作る技術を学べる資格団体・ティニーティースさんの資格を取って、自ら講師をやってくれました。 

ねんねアートもすべて唯ちゃんが手作りしてくれたんですよ。もう「ねんねアーティスト」(?)ですよね!

唯ちゃんも妻も楽しみながらやってくれて、参加しているママさんたちも笑顔になって本当に素敵な空間ができたと思います。

「楽しく子育てできる場所」を目指し続けてよかった

__2023年4月にオープンしてから今までで印象に残っているエピソードはありますか?
唯ちゃんからは、こんな話をもらっています!

ワクフルに遊びにきてくれるお客様は、本当に優しい方たちばかりでした。ママたちが支えてくれてワクフルが作られていたと思います。「ねんねアート」もママさんからのご提案で始めたのですが、好評をうけて私もさらにかわいいアートを提供しようと頑張れるモチベーションになりました。ママさん同士がお友達になって、ランチ会を開催したご報告をもらったのは何より嬉しかったです。

また2023年12月13日に、サンクスお茶会という、ワクフルに参加してくださっていた方々に感謝を伝えるイベントを開きました。
ワクフルの拠点だとスペースが足りないので、藤沢市のヨガスタジオ・アマガミスタジオさんのスペースを借りて、イベントも盛りだくさんだったんですよ。

そこで本当にたくさんの方から「ママさんとお話できる場所ができて嬉しかった」「ワクフルに救われました」などと声をかけてもらって、これまで続けてきてよかったな〜とあらためて実感しましたね。

新たな仲間をサポートしながら、ワクフルの第2章へ

__これからワクフルは新たなステップへの準備期間に入りますよね!
そうですね。ワクフルは唯ちゃんと妻の「こんな場所があったらいいな」の実現を目指して運営してきました。想像以上に反響があって、本当にやってきてよかったと思っています。

これまでの第1章では、予約制イベントを通してみなさんと繋がってきましたが、第2章では「行きたい!」と思った時に気軽に行ける場所を作れるように。
話したいことがあった時、ちょっと顔を出して元気をもらいたい時にふらっと寄れるような場所にしたいですね。

__具体的に、どのような活動をしていくのでしょうか?
僕たちはワクフルのSNSやイベントを通して、助産師さんや、独自コンセプトの保育園を立ち上げようとしている方など、同じ志をもつ仲間ができました。
今後、そういった方々と深く関わる活動ができればと思っています。具体的にはお金やシステム、場所など、みなさんがより活動しやすくなるものを提供してサポートする予定です。

フリーランス保育士が店主を務める鎌倉のカフェ「ミソラと、おひさまと」での1枚。ワクフルを通じてできたご縁のひとつです。

グッドローカルは「地元が良くなることに挑戦する」会社。この方針にとてもマッチしていると思うんですよね。

いつか、地域のみんなで子育てができるようなスペースを作りたい。たとえば古民家をリノベーションして、パパ・ママがお子さんと気軽に足を運べるようにする。さらにそこに、地域の方々の力を借りてカフェやお惣菜屋さんを作るのもいいですよね。

最終的には「ここに来ればお子さんも楽しく、ママもパパものびのび過ごせる」と思ってもらえる、安心感のある場所を作るのが理想です。
お子さんが小・中学生になっても楽しめるような夏祭りや雪遊び、お花見イベントも開いたりして、さまざまなことができたらいいなと思っています。それが、ワクフルの第2章ですね!
 
__第2章の幕開けも楽しみです。このワクフルの活動は、今後のグッドローカルでどのように活かされるのでしょうか?
僕はこれまでtoCビジネスにほとんど関わってこなかったので、ワクフルのおかげでtoCとしての「お客様へのきめ細やかな対応」の基本を知ることができました。

次のnoteで詳しく話しますが、これからグッドローカルは中古リノベーション事業を展開します。これがまさにtoCビジネスなので、ワクフルでやってきた予約対応や運営そのもののノウハウを活かして、また新しいお客様との輪を広げていきたいです。

__新たな事業の準備も忙しそうですが、たいしょうさんは仕事と子育ての両立をどのように考えていますか?
僕は何より「子どもとの時間を最大限多くする」ことを大事にしています。でも仕事もいっぱいやりたい! よくばりなんですよ(笑)。

それを実現するためにグッドローカルはフルリモートをOKにして、僕自身は職場と自宅を近くにしています。定時も設けていないのは、イレギュラーが多い子育て世代にはこの仕組みがぴったりだと思っているからです。

普段の生活でいうと、朝ごはんの準備や保育園に送っていくのは僕の担当。夕方は学童に行っている子のお迎えに行って、夜は3人の子どもと一緒にお風呂に入る生活を送っています。

仕事は子どもが寝てから再開したり、子どもと一緒に寝落ちしちゃったら早起きして進めたり。会社の仕組みや生活そのものを工夫しながらの日々ですね…!

取材協力:CASTER BIZ 採用

株式会社グッドローカルでは、一緒に働いてくれるメンバーを募集しています。ご興味ある方は、以下よりご応募ください。

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