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トークイベント「アートとウェルビーイング -表現すること、生きること。-」2024年1月30日(火)14時

はじめに

本トークイベントは、2024年1月27日(土)~1月31日(水)に、宮城県・せんだいメディアテークで開催される「障害のある人と芸術文化活動に関する大見本市」のプログラムの1つです。

大見本市は、障害のある人と一緒に取り組む学びのプログラムを体験できたり、仙台の障害当事者による活動の運動とこれまでの話を聞くことができたり、ポップアップストアや資料展示があったりと、障害のある人の芸術文化活動を「きく、みる、しる」ことができる5日間のイベントです。

わたしたちの「Art for Well-being」プロジェクトも、1月29日(月)・1月30日(火)と出展の機会をいただきました。ぜひ、せんだいメディアテークまでお越しください!

Art for Well-being
表現とケアとテクノロジーのこれからを考えるプロジェクトです。病気や事故、加齢、障害の重度化など心身の状態がどのように変化しても、さまざまな道具、技法、新しい技術とともに、自由に創作をはじめることや、表現を継続できる方法を探っています。

https://art-well-being.site/
見本市チラシ(外面)
見本市チラシ(中面)

トークイベント趣旨・内容

人類は言葉が発明されるよりもはるか昔から、生き延びるために、他者と共鳴しあうために、愉しむために、死者を悼むために、踊りや音楽などさまざまな表現をしながら生きてきました。

そして現代は、たくさんの技法やテクノロジーが生み出され、表現する、表現に触れる、表現しあう、表現を残す、表現を設計する…など、表現の選択肢がひろがり、ひいては生きかたの可能性をひろげています。

そこで今回、表現することと生きることについてあらためて考えるため、アート、教育、社会、デザイン、テクノロジー、それぞれの視点を混ぜ合わせながら深掘りしていくトークイベントを開催します。

■催名

トークイベント
「アートとウェルビーイング -表現すること、生きること。-」

■日程

2024年1月30日(火) 14:00~16:00

■会場

せんだいメディアテーク 1階 オープンスクエア
https://www.smt.jp/info/access/

■登壇者

  • 菅野 幸子(AIR Lab アーツ・プランナー/リサーチャー)

  • 片桐 隆嗣(元・まつばらけやき保育園園長)

  • 鹿野 護(東北芸術工科大学 デザイン工学部 映像学科 教授、未来派図画工作 主宰、WOW 顧問)

  • 進行: 小林 大祐(一般財団法人たんぽぽの家 Art for Well-being事務局)

■トークの流れ

・Art for Well-beingプロジェクト紹介
・登壇者の活動紹介
・話題提供:アートとウェルビーイング 
・ディスカッション
・質疑応答 

■定員

40名(要申込)

お申し込みフォーム
https://forms.gle/UbRxxN8VwsocdMD57

※以上のプログラムの内容は都合により変更する場合がございますのであらかじめご了承ください

登壇者プロフィール


菅野かんの 幸子さちこ (AIR Lab アーツ・プランナー/リサーチャー)

ブリティッシュ・カウンシル東京、国際交流基金を経て現職。専門領域は、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)、国際文化交流、文化政策。仙台市文化芸術推進基本計画検討懇話会委員、AIRネットワークジャパン実行委員。主な著作に「現代アートとグローバリゼーション─アーティスト・イン・レジデンスをめぐって」(『文化政策のフロンティアⅠ─グローバル化する文化政策』〔勁草書房、2009〕)、「英国の行政改革が文化政策に与えた影響―政府と文化セクターとのアームズ・レングスの原則の変化―」(『行政改革と文化創造のイニシアティヴ:新しい共創の模』〔美学出版、2013〕)など。また、『アーティスト・イン・レジデンス:まち・人・アートをつなぐポテンシャル』〔美学出版、2023〕を共同編集。


片桐かたぎり 隆嗣りゅうじ (元・東北芸術工科大学 教授)

東北芸術工科大学在職中に、学科横断型のさまざまなプロジェクトを立ち上げ、学生とともに山形県内をフィールドに実践活動を行う。1993年より東北芸術工科大学。1994年にチュートリアル 「Doing Sociology」を立ち上げる。以来、学生とともに「やながわ自然ファクトリー」や「瀧下塾」の運営、天童市・大江町などでの廃校活用(それぞれ「みつけたむぎの」「やながわ自然ファクトリー」)を展開。加えて、松田道雄氏が提案し全国的なムーブメントを引き起こした「だがしや楽校」を実践普及する。2004年からは6年間、「こども芸術教育研究センター」(こども芸術大学)のセンター長を勤めながら、大学院新領域「こども芸術教育研究領域」の立ち上げに関わり、アート教育の新しいあり方について研究・実践、発信を行った。
さらには、人間形成における学びの重要性に注目して、そこでアートがどのように貢献できるのかを検証するために、2016年より鳥取県琴浦町にある「赤碕こども園」に、2020年より世田谷区にある「まつばらけやき保育園」に、園長として勤務する。社会的活動としては、「山形県地域青少年ボランティア推進委員会」や「山形県生涯学習センター「山形学」企画委員会」などを務め、「少年犯罪の社会的構築の研究」などにも取り組んだ。保育・教育現象の課題や可能性を、社会学と美術造形という2つの領域から照らし出し、社会教育で鍛えられた実践力で具体化していくことを、ここまで大切にしてきた。2022年夏、国の指定難病であるパーキンソン病を診断され、最近まで療養。病状との向き合い方が少しずつ整理されてきたので、障がい者・難病患者という観点から、これまでの仕事や研究を見直しているところである。


鹿野かの まもる (東北芸術工科大学 デザイン工学部 映像学科 教授、未来派図画工作 主宰、WOW 顧問)

ビジュアルデザインスタジオWOWの創業メンバーとして、コマーシャル映像からソフトウェア開発まで゙様々な分野のデザインを手がける。これまで国内外の展示会や美術館にて体験型の映像作品を多数発表。企業や自治体とのデザインプロジェクトも数多く携わっている。2002年から、作りたい衝動をデジタル技術でカタチにしていく「未来派図画工作」を開始。プレゼンツールBreakfastの開発や、2022年から年越しの習わしをテーマにしたゲーム「大歳ノ島」を制作中。


■主催

文化庁/一般財団法人たんぽぽの家
文化厅委託事業「令和5年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

■協力

NPO法人エイブル・アート・ジャパン
FabLab SENDAI – FLAT
一般社団法人ファブリハ・ネットワーク
TOHOKU CREATIVE MEETING
東北工業大学長崎智宏研究室所属高瀬祈
ビルド・フルーガス

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