見出し画像

水星の力にのっかって

言葉が足りなくても阿吽の呼吸ですっと通じる時と、どんなにこと細かく丁寧に説明をしてもなかなか相手に伝わらない時、それを今回の水星逆行では特に感じている。

ちょっとしたボタンのかけ違いのようなことがいくつも起こって、何度も説明しなおさないといけないようなことが多かった。水星が逆行すると情報伝達が後ろ向きに働く作用がある。これって結構大事な知識かもしれない。こう言う時期があると知っているだけで落ち着いて対応ができる。知らずにいるとうまくいかないことにイライラして、振り回され自分を見失ってしまい浪費する。相手のせいにもしてしまいかねない。思いが強ければ強いほど「こんなに一生懸命話してるのになんでわかってくれないんだろう」と傷つきもする。

どう言う作用なのか本当に不思議。だけど本当にそう。だから気にしない方がいい。

水星逆行はコミュニケーションの不具合だけにとどまらず、交通機関の滞りもよくあるし、ネットワークの不調もよくある。わたしの中で最もつらいのは作業していたデータがふっとんでしまうこと。たまにある。保存もできてなくて一からやり直し。心の中では涙するけど(笑)、でもなんのせいにもしない。そう言う時期だからと片付けることができる。都合よく利用して自分の機嫌は損ねないことも、この時期のコツかも。

でも、悪いことばかりじゃない。過去の記憶も呼び起こしてくれる。昔中良かった人を急に思い出した。中高生の頃よく聞いてた音楽が急に流れてきた。昔の自分や昔の風景と出会えることもいいところ。あの時は悪いことをしたなぁとぼんやり反省することもあった。そうして自分の辿ってきた道を振り返って今に活かしてくれれる水星。

雨がしとしと。せかせかした自分を和ませる。

来週は緩やかにこの作用が解けていき、12日には順行に戻るそう。5日には半影月食の満月も。なんだかだんだんと爽やかに進みそうな予感。

おわり


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?