![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/118144867/rectangle_large_type_2_22d05c7d034c5f35ccca68e2092261b2.png?width=800)
Photo by
dang0415
業務効率化7つのセオリー(3):クイックヒットは先にやる
業務の改善案を検討していると、小さい改善だがすぐにできる施策というものが出てきます。これを「クイックヒット」と呼び、短期的に成果があがる比較的簡単な施策のことを指します。大きな成果があがる施策ではないため、後回しになりがちな改善ですが、「クイックヒットは先にやる」というのが業務改善のセオリーです。
![](https://assets.st-note.com/img/1696559347031-WGzSi7WUSS.png)
クイックヒットを先にやることには2つのメリットがあります。まず小さな成功を実現することで、取り組みのメンバーに一定の達成感を与える効果があります。これによってモチベーションが高まり、改善のいきおいがつきます。メンバーの中には取り組みに懐疑的であったり、消極的であったりする人もいると思いますが、ちょっとした成功体験により態度が好転することもあります。
2つめのメリットは、周りの見る目が変わり、関係者の協力を得やすくなる点です。長々と検討を続けていると、最初は協力的であった関係者も徐々に興味が薄れていきます。定期的なミーティングは参加者が減っていき、何らかの理由をつけて協力しなくなることもあります。クイックヒットは周りの関心を高める効果があり、関係者の協力が得やすくなります。つまりクイックヒットの目的は「改善効果」ではなく、取り組みを「進めやすくする」ことなのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?