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目的に合わせてデザイン顕彰制度を利用しましょう

グッドデザイン賞は認知率、ブランディング力を高めるダントツ顕彰制度だと思います。ただし敷居が高いとか予算的な課題(毎年Gマーク利用には費用がかかります)などでグッドデザイン賞以外を挑戦する事も視野に入れても良いかもしれません。

有名どころでいえば「キッズデザイン賞」。今年で14回目の開催となるデザイン顕彰制度。私もキッズデザイン賞とGD賞を同時に応募することもあります。今年の応募もまさに始まりましたね。

ホームページでも記載している通り、「子どもや子どもの産み育てに配慮した、すべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度。」という事です。まだ14回目の若い制度でGD賞と比較すると応募方法や内容、対応等もGD賞を参考にしている?感じもしますし、まだまだ手作り感もあって(なんとなく融通ききそう)ちょっと物足りない感じがありますが、募集数も少ないのでチャンスかもしれません。また賞に「キッズ」の名称が入っているので、子育て世帯などへ子供目線や子供にやさしいイメージを訴求しやすい賞。

チャンスかもしれませんとは記載しましたが、実は私は当初数回落選しています。。応募の仕組みや応募数など見るとGD賞よりかなり劣るのでナメていました。それも原因なのですが。。傾向がつかめない所がありまして。それも反省に今は取り続けられるようになりました。

そして「ウッドデザイン賞」。グッドではなくウッド。ギャグじゃないです。「ウッドデザイン賞とは、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する新しい顕彰制度。」

これも取り組みに対して応募し受賞したことがあります。名前の通り「木」の良さ等、企業イメージを強く出したい場合は効果的な賞かもしれません。※ウッドデザイン賞のロゴはグッドデザイン賞のロゴを意識しているらしいです(敵対意識ある模様^^)

最近知った賞として「ジャパン・レジリエンス・アワード」。次世代に向けたレジリエンス社会を構築するために全国各地で展開されている“強靱化(レジリエンス)”に関する先進的な活動を発掘、評価し、表彰する制度。

住宅自体というよりも、企業の取り組みが多いように見受けられますが、レジリエンスにひっかけたコンセプト住宅での受賞も可能かと。

グッドデザイン賞が全てではないですが、改めて応募の仕組として、ブランディング力を高める顕彰制度として、また応募総数など、GD賞が一番レベル高い賞であることは間違いないと思います。ただしターゲット層等、どこに訴求したいのかで賞を柔軟に取り入れることは良いのではないでしょうか。

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