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地味なデザインでも挑戦しよう

こんにちはテンプラです。

最近有難い事にデザイン業が多岐にわたりはじめましたが、私の本業は中小工務店を支援する住宅商品の開発。
工務店の力量が高い、また現状の建てている家の仕様や欲しい住宅商品の内容など思いが強い場合、状況をみて工務店毎に開発を提案してゆきます。

ただよくあるのが工務店にヒアリングすると実はあまり思いもなく、ただお客に提案できる目玉商品を欲しい。という事が多いです。
そういう時大体オススメしてるのは、背伸びせずに自社の基本仕様を作り、それをベースとした住宅商品を造る。
あまり難しい住宅を作る仕組みではなく、技術力が乏しい大工さんでも、それなりに作れる。施工平均80点が取れる住宅商品。地域性も含め顧客ニーズを取り入れて、工務店が無理なく販売できる間取りとデザイン。利用する材は、製品化されたモノ、新建材を活用して誰でも平均点が取れる。

GD賞やデザイン懸賞制度などで応募するには、派手なコンセプト、企画の住宅が受賞すると勘違いしないよう。
以前書いたように、何かの課題に対して、誰に対して、デザインで解決したのか。を意識してまとめてゆけば案外地味な企画も受かります。ただし、審査側はあくまでアクの強いデザイナーの方々なので、表現としてデザイン性が乏しいものは受かるものも受からない。受かるようにコンセプトの見せ方、表現、デザイン性は精査しますが。

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