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【SNS運用担当者必見】SNS投稿事例&トレンド集 2024年5月号 ~「父の日」の好事例やSNSアプデ情報も!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーが発信する「SNS投稿事例&トレンド集※」では、SNS運用に役立つ投稿の好事例やニュースなどを毎月お届けします!

皆さまのSNSマーケティング活動のヒントとしてぜひお役立てください。

※「エンゲージメント通信」から名称変更しました。


【1】主要SNS好事例投稿(X)

今回はX(旧Twitter)を対象に、これからの時期にぴったりの季節投稿や、サステナビリティ関連の訴求を行った投稿の好事例をピックアップしてご紹介します。

(1)季節投稿の好事例:6月のおすすめ「父の日」

今回は翌月6月に先駆け、「父の日(6/16)」に向けて参考にしたい好事例投稿をピックアップしてご紹介します。

①X:連続性のある投稿でエンゲージメント獲得(プレイステーション公式)

「いらすとや」のイラストを使用したキャッチーな画像投稿を「母の日」と「父の日」で行っています。父の日では母の日の投稿を引用リポストし、連続性のある投稿でエンゲージメントを集めています。自社で記念日投稿を実施する際、関連のある投稿(昨年の同じ記念日投稿など)を引用リポストすることで過去投稿のエンゲージメント拡大も図ることができます。

出典:プレイステーション公式(@Playstation_jp)


②X:お父さんの率直な意見を獲得(アサヒビール ASAHIBEER)

父の日は感謝の気持ちを画像やテキストで表現する企業が多い中、全国のお父さんに対して「欲しいプレゼント」をアンケートし、多くの返信や引用リポストを獲得しています。回答に番号を設定することで参加ハードルを下げており、ユーザーの率直な意見を獲得しやすくしている手法といえます。

出典:アサヒビール ASAHIBEER(@asahibeer_jp


(2)サステナビリティ関連投稿の好事例

月ごとにテーマを変え、好事例投稿をピックアップしてご紹介します。今月はサステナビリティ関連の訴求を行った投稿事例です。

①X:クイズ投稿の回答をサステナブル関連に紐づけた投稿(TDK【公式】)

クイズ投稿でユーザーを引き付け、クイズの答えの投稿(スレッド投稿)でサステナブルな取り組みを訴求している投稿です。いきなりサステナブルな取り組みを訴求するのではなく、ユーザーとコミュニケーションを図った上で本来発信したい内容を訴求することで、活動に対してユーザーの興味関心を持たせる仕組みづくりが出来ていると考えます。

出典:TDK【公式】(@TDK_Japan


②X:サステナブルな取り組みの紹介とともにキャンペーンを実施(株式会社 明治 / meiji)

自社のサステナブルな取り組みを紹介しながら、自社商品の詰め合わせとオリジナルエコバックを懸賞品としてキャンペーンを実施した事例です。キャンペーン内容にサステナブルな取り組み・景品を織り交ぜることで、自社の取り組みの認知機会を創出しています。また、懸賞品にギフト券やクーポン券ではなく様々な自社商品を用いており、当選者のブランドロイヤリティの向上にも寄与していると考えられます。

※本キャンペーンはすでに終了しています。

出典:株式会社 明治 / meiji(@MeijiCoLtd


【2】主要SNSトレンド情報(Instagram、TikTok、LinkedIn、YouTube)

2024年3月1日~3月31日までの主要プラットフォームのアップデート情報・ニュースの中から、Instagram、TikTok、LinkedIn、YouTube関連の情報をピックアップしてご紹介します。


①Instagram:ダイレクトメッセージ送信後15分以内なら編集が可能に

2024年3月4日(米国時間)、Meta社はInstagramにて15分以内であればDMが編集可能になることを発表しました。 送信済みのメッセージを長押しすると表示されるメニューに「編集」という項目が追加され、タップすると編集が可能に。編集したメッセージには「編集済み」と表示されます。
また同日に、「3つまでなら受信トレイ上部に固定できる機能」や「既読表示をすべてオフにできる機能」など、その他の新機能も発表しています。

【POINT】
Facebookでは以前から実装されていた15分以内であればDM編集が可能な機能がInstagramでも利用可能になり、ユーザーにとってはより気軽にコミュニケーションが取りやすくなったと考えられます。

受信トレイ上部にチャットを固定できるボタン

出典:Instagram公式ブログ(https://about.instagram.com/ja-jp/blog/announcements/new-dm-improvements


②TikTok:進化したクリエイター向け収益化プログラム「Creator Rewards Program」を開始

2024年3月19日(日本時間)、TikTokは「Creator Rewards Program」を開始することを発表しました。 このプログラムは昨年8月から開始されたベータ版「Creativity Program Beta」にアップデートを加えたものであり、この発表に合わせてベータ版は終了となりました

このプログラムへの参加条件は下記です(一部抜粋)
・18歳以上であること
・フォロワー数1万人以上と動画再生回数10万以上を満たしていること
・クリエイティブな動画投稿を継続していること

【Point】
今後は、クリエイターが収益化に関する情報をまとめて閲覧できるような場所の整備や、すでにツールを駆使して活躍している他クリエイターの事例を見ることのできる仕組みなども追加予定だそうです。

Creator Rewards Programの画面

出典:TikTok公式ニュース(https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/tiktok-creator-rewards-program


③LinkedIn:NFCパスポートを使用した身元証明をプロフィールに表示する機能を追加

2024年3月26日(日本時間)、LinkedInは日本人ユーザー向けにNFCパスポートを使用してプロフィールに身元証明を表示する機能の追加を発表しました。この認証機能はアプリ内で完結することが可能で、認証サービスを提供するアメリカのPersona Identities inc.(ペルソナアイデンティティーズ)と連携して無料で導入しています。
LinkedInはこの機能の追加により、プラットフォーム上での信頼と正確性を向上させ、確実な身元であることの認証による適切な人々とつながり、職業的な機会を見つけやすくなることを期待すると発表しています。

【Point】
すでにアメリカ、カナダ、インド、東南アジアなどでは認証機能の無料導入が開始されており、約3,000万人以上のユーザーが認証バッジを表示しています。今後より拡大させ、2025年までに1億人の認証メンバーを達成することを目標としているそうです。

参考:https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/a1718024


④YouTube:生成AIを使ったリアルな動画へのラベル付け義務化開始

2024年3月18日(米国時間)、YouTubeは生成AIなどを利用した動画に対してラベルを付けることを義務付けることを発表しました。それに伴い、クリエイタースタジオでは新たに生成AIであるかの選択機能が追加されている。

クリエイタースタジオでの選択画面

対象となるのは、実在の人物の肖像を利用したコンテンツ、実際には起きていないことを起きているかのように見えるコンテンツなどが該当します。
YouTubeはこの方針に対して繰り返し従わないクリエイターがいる場合には強制措置を取るとしており、さらに誤解や誤認を与えそうなコンテンツの場合は動画にラベルを追加する場合があると発表しています。

【Point】
テキストやコンテンツアイデア、キャプションの生成に生成AIを使用した場合は開示の必要はなく、また、あまりにも現実離れしている動画も開示の必要はないとされています。

参考:https://support.google.com/youtube/answer/14328491



【3】今月のおすすめ note記事

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーのnoteでは「SNS投稿事例&トレンド集」の他にもSNSマーケティングに関するお役立ち記事を定期的に発信しています。以下は直近のおすすめ記事です。


おわりに

今回は「SNS投稿事例&トレンド集」5月号をお届けいたしました!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーでは「コミュニケーションの力で、心豊かな社会を創る」をミッションとし、お客様基点のデジタルマーケティング支援を行っております。SNS運用のコンサルティング、運用内製化、ソーシャルリスニング、クリエイティブ制作をはじめ、まずはお気軽にご相談ください。

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