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エンゲージメント通信【2024年2月号】 X広告の変更点や「バレンタインデー」「猫の日」の好事例投稿も!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーが発信する「エンゲージメント通信」では、SNS運用に役立つトレンドやニュース、投稿の好事例などを毎月お届けします!

最新情報のチェックや投稿企画のご参考など、皆さまのSNSマーケティング活動のヒントとしてぜひお役立てください。


【1】主要SNSトレンド情報(X、Instagram、TikTok)

先月(2023年12月)の主要プラットフォームのアップデート情報・ニュースの中から、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok関連の情報をピックアップしてご紹介します。

①Instagram:「まとめ」機能が廃止

Meta社の正式なリリースはありません*が、Instagramの「まとめ」機能が2023年12月15日以降利用できなくなりました。実機で確認できる範囲ではInstagramの「まとめ」はすでに表示されなくなり、新規で「まとめ」を作成することもできなくなっています。 *2024年1月25日時点

【POINT】
Instagramアプリ上では「まとめ」機能は「コレクション(保存)」機能に変換されるとの案内がありましたが(上記)、「コレクション」は全ユーザーに公開できないため現状「まとめ」に代わる機能はない状況です。


②X:「広告キャンペーンの目的」名称が変更

2023年12月、Xの広告管理画面の名称変更が行われ、ウェブサイトコンバージョン目標の名称が「Sales」に変更されました。X社の発表によると名称が変わったのみで、継続中のキャンペーンのパフォーマンスや、当目的タイプを使用中のキャンペーンの指標には影響はないとのことです。また、現在は英語表記ですが順次日本語に切り替わっていくそうです。

【POINT】
「Sales」は商品購入、ダウンロード、カートの追加、購読などローワーファネルコンバージョンを促進するための目的として引き続き活用できます。

参考:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/create-website-conversions-campaign.html


③X:カスタムオーディエンス機能がアップデート

2023年12月13日(米国時間)、X広告のカスタムオーディエンス「選択したカスタムオーディエンスのフォロワーが似ているオーディエンスを含める」機能がアップデートされました。X社の発表ではターゲティング機能の安定性向上が見込まれるとのことです。また一部アカウントの広告グループ設定で同機能を利用している場合に、広告インプレッションが発生しない問題も改善されたことが発表されています。

【POINT】機能の有効化手順
1.X広告グループの設定で「オーディエンス」を選択し、「特定のオーディエンスを含める」または「除外する」を選択する
2.アプリのアクティビティ、カスタムリスト、ウェブサイトのアクティビティからオーディエンスを選択する
3.「選択したカスタムオーディエンスのフォロワーが似ているオーディエンスを含める」にチェックを入れる

参考:https://business.twitter.com/ja/help/campaign-setup/campaign-targeting/custom-audiences.html


④TikTok:気に入った楽曲を音楽アプリに追加できる新機能

2023年12月14日、TikTokアプリ内で見つけた/気に入った楽曲を、SpotifyやAmazon Music、Apple Musicなどの音楽ストリーミングサービスに保存できる機能が追加されました。「おすすめ」フィード内の楽曲名の横に表示される「楽曲を追加」ボタンを押すと、ユーザーがダウンロード済みの音楽ストリーミングサービスのアプリが表示され楽曲の保存ができます。

【POINT】
TikTok発の楽曲ヒットが増える昨今、ユーザーがアプリを利用しやすくなることでプラットフォームへの注目度がより高まることが考えられます。

参考:https://newsroom.tiktok.com/ja-jp/add-to-music-app


【2】主要SNS好事例投稿(X、Instagram、TikTok)

今回はX(旧Twitter)、Instagram、TikTokを対象に、これからの時期にぴったりな季節投稿をピックアップしてご紹介します。

季節投稿の好事例:2月のおすすめ

来月の「節分(2/3)」「バレンタインデー(2/14)」「猫の日(2/22)」に向けて参考にしたい、好事例投稿をピックアップしてご紹介します。

【節分】

①Instagram:福豆のアレンジレシピ動画・画像(macaroni)

節分後に余りがちな「福豆」のアレンジレシピが画像・動画で紹介されています。食品メーカーや製造メーカーの場合、レシピや調理工程に自社商品やサービスを絡めて紹介することもでき、季節的なニーズの高まりに合わせたお役立ちコンテンツとして展開できます。

出典:macaroni(マカロニ)(@macaroni_news)


②TikTok:外国人ユーザーへ向けた発信(ANA🇯🇵✈️)

外国人ユーザーへ向けて「節分」という文化を、字幕や音楽を組み合わせて楽しく紹介しています。ターゲットユーザー層を絞って投稿を行うことで外国人ユーザーからのいいねを実際に獲得しており、TikTokを海外に対する自社サービスの認知拡大に活用している事例といえます。

出典:ANA🇯🇵✈️(@ana_allnipponairways)


【バレンタインデー】

①X:「量で勝負」したインパクト画像(ブラックサンダーさん【公式】)

「質ではなく量で勝負」といった訴求とともに、自社の限定商品が桁違いなインパクトのある画像で紹介されています。「安心してください~」やハッシュタグの表現含め、企業/アカウントの特徴を生かしたユーモアある投稿を実施することでユーザーの興味関心を多く集めています。

※2022年2月のバレンタインプロモーションにて発信

出典:ブラックサンダーさん【公式】(@Black_Thunder_)


【猫の日】

①X:プロフィールの猫化(バーミヤン【公式】)

「猫の日」に既存のアカウント名を「猫化」させ、ユーザーから多くの好リアクションを得た事例です。投稿のために画像や動画を1から作成するのと比べて、プロフィール内容の一部変更は手軽に対応しやすいため多くの企業が取り入れやすい投稿企画といえそうです。

出典:バーミヤン【公式】(@bamiyan_CP)


②Instagram:間違い探しの猫バージョン(龍角散)

「猫の日」に合わせて、定期投稿している「間違い探し」のイラスト投稿を猫バージョンで行った事例です。シリーズ化した投稿企画に季節の話題や記念日と掛け合わせることでタイムリーな新鮮さを生み出しています。間違い探しのようにユーザーが長く見る傾向がある投稿はコンテンツ滞在時間を長く獲得するのにも役立ちます。

出典:龍角散(@ryukakusan_official)


おわりに

今回は「エンゲージメント通信」2024年2月号をお届けいたしました!

メンバーズグッドコミュニケーションズカンパニーでは「コミュニケーションの力で、心豊かな社会を創る」をミッションとし、お客様基点のデジタルマーケティング支援を行っております。SNS運用のコンサルティング、運用内製化、ソーシャルリスニング、クリエイティブ制作をはじめ、まずはお気軽にご相談ください。


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