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【コーチ紹介】パレント 友紀子(ぱれんと ゆきこ)

Yukiko Parent / パレント 友紀子

北海道出身。大学卒業後、ホテル業界に就職。客室乗務員になるという幼少期からの夢が諦めきれず、語学習得のためカナダへ。帰国後、外資系航空会社の客室乗務員として10年乗務。結婚・出産を機に退職。その後、広告代理店、英語コーチを経て、コーアクティブ・コーチングの世界へ。2018年に参加した企業研修でコーチングに出会い、2019年よりCTIにてコーチングを学ぶ。自分らしさを活かしながら人を元気にする仕事がしたい、という思いがコーチングの道へ進むきっかけとなる。「響きから生きる」を実践するために、2022年8月〜2023年8月の1年間カナダに在住。現在は東京を拠点に活動中。

2021年1月 米国CTI認定プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)取得(Certified Professional Co-Active Coach)
2021年1月 国際コーチング連盟/ ICF認定 ACC (Professional Certified Coach)
2024年1月 米国NLP協会認定プラクティショナー


MY STORY

小学生の頃にテレビドラマを通して「スチュワーデス」という仕事を知り、主人公の忍耐力や、ひたむきな努力に感動し「これになる!」と決めました。家族から「一度言い出したら聞かない、怖いもの知らず」と言われているように、夢中になると一途に追い求める性格です。国際線の客室乗務員を目指すには英語が話せなくては!と、英語の授業数の多い中高一貫校へ通わせてもらい、大学でも英米文学科を専攻しました。

自分なりに考え、努力は重ねたものの、新卒採用で国内航空会社を受験した結果は全て不合格。CAは高すぎる目標、夢だったのか…。途方に暮れながら、第二希望のホテル業界に就職。仕事にやりがいを感じていたものの、どこか物足りなさもありました。飛行機の保安要員でありながら、洗練された立ち振る舞いやお客さまへの心配りを通して、快適なフライトを提供する客室乗務員になる夢を諦め切れず、ホテルを退職し、カナダ語学留学を決心しました。

日本語を封印し、カフェで働きながら語学学校に通ったカナダ生活。そこで新たな自分と出会うことになります。それまでは周りの目ばかりを気にして、自分の意見をはっきりと伝えることができず、日本でも生きづらさを感じていました。

しかしカナダでは、英語の拙い私でも見下されることはなく対等に接してもらい、国籍が違っても、その違いも含めてひとりの「人」として受け入れてもらいました。ありのままの自分が受け入れられたことで「私はこれでもいいんだ」と思えるように。私も周りに自分の意見を伝えたい、伝えていいのだ、と思うようになりました。

あっという間に1年が過ぎ、いよいよ日本へ帰国という時、アメリカ同時多発テロ事件が起こりました。航空会社の募集、採用はどこも見送られるという絶望的な状況でした。しかし立ち止まるわけに行かず、再就職先に都内の有名ホテルを選び、CAスクールに通い続けながら、夢の実現への道のりを進み続けました。

半年後、航空会社の募集が再開され、応募した外資系航空会社にご縁をいただき、念願の国際線CAに。何度も挫折し、遠回りをしながら、ついに私にとって特別である飛行機という空間で仕事する夢が叶いました。

その経験を通して、大変な状況でも前を向き、自分や未来を信じて行動し続ければ良い方向に進むと信じられるようになりました。幼少期からの夢を実現するために選んだ道、その途中で経験した挫折や出来事の全てが、コーチとしての軸となっています。

結婚・出産を機にCAを退職した後、2018年に参加した企業研修で「コーチング」と出会い、ワークショップを通して参加者の方々の顔つき、行動が生き生きと変わっていく様を目の当たりにしました。どうすれば参加者にとって、より効果的なお手伝いができるだろうか?そう思い、コーチングを学び始めました。

コーチングの資格を取得後、対話によって人生は如何様にも変わって行ける、そして答えは必ずその人の中にある、という思いを持ちながら、現在はクライアントさんとコーチングセッションを行っています。

私が大切にしていること

「美しく生きる」

どんなに外側を取り繕っても、結局人の美しさは内面からにじみ出る光によるものであると思います。
いつも何かに挑戦し、命が喜ぶことに耳を傾け、活き活きと輝いていたい。
自分のために、そして大切な人のために。

コーチとして大切にしていること

クライアントさんの中にある「響き」を見つけることを大切にしてきました。
響きとは、理由なくただ純粋に、そのことについて想いを馳せるとワクワクすること。例えば、私にとっては飛行機が飛び立つ瞬間です。CA時代も今も、離陸の瞬間を思い出すと自分の命が喜んでいるのを感じてきました。
日常を生きていると忘れがちなことですが、自分の響きを思い出すことは人生のコンパスとなり、自分の生きたい人生を生きる助けになると思うのです。

コーチングセッション中は、クライアントさんの勇気や変容に鳥肌が立ったり目頭が熱くなることもしばしばあります。
クライアントさんとコーチが対等な関係でオープンに何でも話したり言い合える信頼関係が築けた時に、コーチングのセッションは機能し、クライアントさんの気付きや変容が起ります。

私はクライアントさんを心から応援する1番のファンでありたいと思っています。
時にはグッと踏み込んで聞いてみたり、時にはそっと遠くから見守ったり。
答えは全てクライアントさんの中にある。
それを信じて答えを引き出すお手伝いをさせて頂いております。

「ゆきさんはあたたかくて、自分のそのままを受け入れてくれた」「ゆきさんの存在が心の支えになった」と言って頂くことも多く、しみじみと幸せを感じます。

これからの私のコーチングについて

2023年からはNLP(脳科学)を学び始めました。コ―アクティブコーチングでは体感覚や直感と言った右脳的なことを多く学びますが、NLPはそうした感覚的なことだけでなく論理や根拠に基づいているところが良いなと思います。意識したことは実現する・無意識を味方にすると人生が変わる、といったところに可能性を感じるので、これからコーチングにもっと活かして行きたいと思っています。



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