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夏祭り放浪記 その4:出「ダンサー」記

はじめに

 この記事は、「夏祭り放浪記」その4である。今回は、当局の圧力によるダンスサークルの離脱と最終的な会場となる「チカノバ」の発見をお送りする。他編もぜひ読んでいただきたい。

(まだないよ)


6月14日――ダンスサークル離脱か――

「分断政策」説の答え?

 14日の説明会後に来た連絡は職員からだけではない。「自主学祭」の中核を成すはずだったダンスサークルの代表からも1通のDMが届いた――といっても、それは、昨日の「ホコテン」の発表後私が「ダンスサークルはホコテンに参加するのか(そして「自主学祭」案をストップするのか)」と質問したのへの回答であったが。
 聞くに、①ホコテンは費用がタダであること、②顧問(外国語学部の教授である)からも「ホコテンに出るように」との強い圧力を受けていることから、ホコテンに出ることにしたということだった。

 「その3」で確認した、職員の「忖度」圧力と合わせて考えると、やはりホコテンは当局による「分断政策」ではないのか、という説は一定の信憑性を持つように思える。

 ・・・しかし、遠くの謀略よりまずは足元の火消しが先決だ。現在のプランは、ダンスサークルが自主学祭の会場から運営まで全てを主導してくれるという前提に依拠している。ここで、ダンスサークルが自主学祭計画から離脱するということは、その計画がゼロベースに戻るということを意味する※1。

※1 この時点で、ダンスサークルが主導すると見込まれる「自主学祭」と、私が提唱する「個人夏祭り」の間の関係は不明確だった。ただ、前者が大規模かつ、他団体も広く受け入れる意図を示していたことから、前者が後者を包括する形を朧げながら想定していた。

 開催まで約3週間、未だ会場すら定まっていない「個人夏祭り」であった。

6月15日――「カナンの地」チカノバの発見――

 しかし、この出「ダンサー」記は、40年かかった本家「出エジプト」の1/14,600の期間で終わることとなる――ほぼその日のうちに新たな会場候補が発見されたからである。
 回顧に9000字超を要した6月14日が時計の上では終わろうとしている11時50分、1通のDMが届いた。
 そのDMにて、会場として、「チカノバ」という場所を紹介していただいた。しかも、紹介者はその施設の関係者であるという。会場が確保でき、しかも、施設関係者とコネクションを持てるというのはかなり理想的な状態である。しかし、最終的な会場となる「チカノバ」とはどのような施設なのか。

「チカノバ」とは何か

 「チカノバ」とは、箕面市の管轄下にあり、「国籍や世代を問わず、世界の文化、芸術、食に触れることのできるスペース(HPより)」として独立した団体により運営されている。今年4月に完成した北大阪急行「箕面船場阪大前駅」と同じフロアに併設されており(箕面キャンパスからも徒歩数分)、アクセスも良好である。

チカノバ。地下の「箕面船場阪大前駅」から直通である。

 値段的には、スペースの一部(下の画像参照。HPの「オープンギャラリー」)を借りるのであれば(色々と条件はあるが)、13:30から21:00で借りても5000円弱という破格さだ。箕面キャンパスに隣接する市の敷地は一区画だけでも2万円ほどし、そのうえ時間帯も11:00~17:00限定という条件であるから、そのありがたみもわかろうというものだ。

丸をつけたところが「オープンギャラリー」

 さらなる利点として、このような貸しスペースには常である、商業行為を行う場合の料金加算も非常に安価であった。元々借りる予定だったキャンパス隣接の敷地では、料金は2倍となるが、ここでは1.2倍に抑えられている。物販を行ったり、参加費を取ったりする参加者が多い上、私としても会場費などを回収したく、この点も非常に魅力的であった。

※「チカノバ」のHP

善は急げその2

 ということで翌朝早速「チカノバ」に向かった。万が一大学に手を回される前に予約して抑えなければいけない。
 窓口に向かうと、紹介してくださった方に口添えしてもらっていたようで、スムーズに予約ができた。7/6の13:30~21:00、当局の介入を排して動ける「アジール」を確保した。この時点では、(ダンスサークルが抑えていた)より広くキャンパスに隣接する敷地を引き継ぐか等が未確定だったため、このスペースはあくまで予備会場兼物販スペースとして利用するつもりだった。しかし、結局ここが「個人夏祭り」の会場になることになる。

タテカンをつくろう!

 この日は何も「チカノバ」を借りるためだけに家を出たわけではない。夕方には母校、三国丘高校の同窓会が豊中キャンパスで行われることになっていた。久しい恩師と旧友の顔と昔話を肴にタダ飯をいただいた後、キャンパスを離れこの日の最後のタスクを消化することにした――個人夏祭り宣伝の「タテカン」を作るというタスクだ。

 板とペンキを調達し、白ペンキで下地を塗って、乾き待ちにTLを追い、イラストと文字を書いてまた乾き待ちにTLを追って出来たのがこれだ。

個人夏祭り宣伝タテカン。タテカン作りたい阪大生はぜひ「阪大タテカン同好会(@tatekan_osaka)」に!!!

 そろそろ流行りも廃れてきた鬼畜ロボットを使った怪作だ。なお、この時、「自主学祭を行う」と大っぴらに名言してしまうことが言質を取られたりしてリスクになる可能性が考えられたので、「夏○り」「何かある」とぼかした。これで、当局に「『夏まつり』の代替の自主学祭をやるんですか😡😡😡」と言われても、「阪大の話とはどこにも書いてないですよ?😊😊😊」と返すことができるわけだ。

その5へ

 次回は、ようやく始まる「個人夏祭り」に向けての準備と、新兵器「情報開示請求」についてを扱う。そろそろ「個人夏祭り」当日も近づいてきた。次回も乞うご期待。



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