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イタリアで自転車競技のプロが薬をデリバリー

DMM DAILY NEWSの記事を読んで英語を勉強しています。日本ではなかなか触れることのないニュースに出会えることがメリットに感じています。ボキャブラリーを予習し、記事を読み、日本語訳を表示せずに翻訳し、DMMの翻訳と見比べてチェック(あれば)、という手順です。せっかく翻訳しているのでnoteにアップしてみようと思います。

イタリアでは自転車競技のプロが薬のデリバリーをしているそうです。イタリアでは急速にパンデミックが進んだようですが、日本同様に高齢者が多い国でもあります。そんなイタリアでの事例を紹介したニュースです。

Professional Italian Cyclist Uses Bike to Deliver Medicine

イタリアで自転車競技のプロが薬のデリバリー

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自転車競技のプロであるデイヴィッド・マルティネリ氏が、お年寄りなどの助けを必要としている人たちに自転車で薬のデリバリーをしています。

マルティネリ氏は、故郷であるイタリア北部ロンバルディア地方のロデットという街で、薬のデリバリーサービスを行っています。ここは新型コロナウイルスの感染勢力が強い地域です。

ロデットには薬局やスーパーマーケットがありません。そのため、マルティネリ氏は仕入れのために、近くにあるロバトという街まで毎日出かけています。その距離は10キロほどになりますが、マルティネリ氏によると自転車競技のプロからしてみれば大変な距離ではないそうです。

「いつも競技シーズン中に応援してくれる人たちを助けたいんです。今こそみなさんに恩返しをするときだと思います。」とマルティネリ氏。

マルティネリ氏は、オンラインや電話、SNSメッセージを通して助けを求めることが出来る「Lodetto Solidale(ロデットをサポートする会)」というFacebookグループに参加しています。

マルティネリ氏は毎夜に注文を受け取って翌日のルートを計画しています。薬局では手袋やマスクをして商品を受け取ります。一度に3〜4人の注文をまとめて薬局へ出向いているので、ウイルス感染が拡大しにくいのではないかとマルティネリ氏は考えています。

ロデットの住人は1,500人程度ですが、全員がマルティネリ氏のことを、或いは少なくとも彼の父親のことを知っています。

彼の父親であるジュゼッペ・マルティネリ氏は、ツール・ド・フランスという自転車競技の大会で、マルコ・パンターニ氏やヴィンツェンツォ・ニヴァリ氏といった有名な選手を支え優勝へと導いたチームディレクターの一人なのです。

ジュゼッペ・マルティネリ氏は、息子が今しているサポートは、自分の選手たちが優勝することよりも勝っている、と言います。

おわりに

デイヴィットじゃなくてダヴィドさんでしたか。。外国語のお名前読みは難しいです。"hit hard" を「感染勢力の強い」と訳しましたが、お手本通り「大打撃を受けた」のほうがしっくりきますね。また、"the virus is less likely to spread" を自然な感じに訳すのが難しかったのですが、これもお手本通りに「ウィルスが広がる可能性は低くなる」のほうが分かりやすいなあ。翻訳中にいつも思うのは、日本語では代名詞を多用しすぎるとナンノコッチャとなりやすいということです。同じ名詞を繰り返し使うと読みにくくなるし、なかなか難しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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