見出し画像

美術館デートで"彼女"と紹介された瞬間

こう書くと、付き合っているか?いないか?
というドキドキのいい感じのとき
彼氏が女の子のことを、"彼女"と紹介することで
あっ、わたしは彼女なんだと自覚させられる
嬉しい瞬間かと思わされるタイトル。。。かも


ちょっと違ってそうじゃないのだ。

昨日、彼と美術館に行った。

美術館によく足を運ぶわたしたちにとって
久しぶりの訪問となった。

”年間パスポート"を持っていたため、
目的の展示にはパスポートにスタンプを押してもらい、すぐに向かうことができた。


彼は美術館がとても似合う。

-作品の説明書きを丁寧に読みながら
ひとつひとつじっくり見ていく姿-

-立ち止まってひとつの作品をじーっと見ている姿-

-いつもより少しドレッシーに革靴を合わせている姿-


美術館の中の空間と彼の姿を写真におさめるのが
わたしはとてもすきだ。


なんてったって、なぜか美術館に映えるのだ。


パスポートと見比べながら
来年3月末までにあと企画展に2回いけるらしい。

気に入りそうな企画展があればいいね と
彼と話していると、
後ろから見知らぬ声がした。

彼の会社の先輩だった。

「そうかなぁ?と思ったらやっぱりそうだ!」
と、言いながら話しかけてくれた。

すると彼が

わたしのことをさりげなく紹介した。

「僕の彼女です。」

しばらく先輩と話していると、一緒に来ていたもうひとりの先輩が現れ、

彼はまた、

「僕の彼女です。」

と、さらっと紹介した。


あぁ嬉しい。

改めて、6年以上経っているなかで

"彼女"と堂々と紹介してくれる彼は

素敵だ。当たり前のことなのかもしれない、

が、わたしにとってはそんか彼がとても素敵に感じる。

なかなか、意外と、言えないもんだと思うから。


あ〜いい日だった。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?