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損得で判断せず、善悪で判断する

私が所属する会社の代表は、よく「損得で判断せず、善悪で判断する」と言います。営業職という仕事柄、常に数字に追われることが多く、大きなプレッシャーと戦う場面も少なくありません。特に疲れが溜まり、ネガティブな思考に陥っている時には、仕事の判断基準が揺らぐことがあります。そんな時、この言葉を思い出し、自分を律するようにしています。
今日はブレない決意の話をさせて下さい。

人はそれほど強くないものです。目先の利益に捉われて損得で物事を判断すると、瞬間的には得をしても、長期的には仕事への自信を失ってしまいます。

失敗から学んだ教訓

私の失敗談として、賃貸営業をしていた時代、お客様から「自宅は買った方がいいのか?借りた方がいいのか?」と質問されることがありました。その際、私は自分の立場上、「買うのはリスクが高いので、借りた方がいいです」と勧めていました。当時の私は知識もなく、また借りてもらわないと自分の成績にならなかったため、このような営業トークをしていたのです。

しかし、本来であればお客様のために考え、しっかりヒアリングをした上で結論を出すべきでした。それにもかかわらず、自分の利益を優先した主張をしてしまいました。この経験から、知識もないのに自分の意見を押し通すことに自信を失い、営業が苦手になる時期もありました。

善悪で判断する営業スタイル

この反省を活かし、転職後は経験と知識を身につけながら営業に取り組んでいます。常に「損得で判断せず、善悪で判断する」という心構えを持ち続けることが大切です。お客様のために最善を尽くすことが、結果として自分の自信と信頼を築く道なのです。

強い意志を持つことの大切さ

「善悪で判断する」というのは、人として大事なことであり、シンプルな内容です。しかし、これを貫くには強い意志が必要であり、目先の利益に惑わされることなく、お客様のために正しい判断をすることは簡単ではありません。それでも、この姿勢を保つことができれば、お客様の信頼を得ることができ、ビジネスマンとしても胸を張ることができます。

営業としてお客様のためにも、ビジネスマンとして胸を張るためにも、この言葉を忘れずに精進していきます。私たち営業職は、お客様の信頼を得るために日々努力し続けることが求められます。そして、それが会社の発展、その先に社会の発展にも繋がると信じています。

このように、損得で判断せず、善悪で判断する姿勢を持ち続けることが、何よりも大切だと感じています。これからもこの信念を胸に、一歩一歩前進していきたいと思います。

今日もお疲れ様でした。
明日も頑張ります。

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