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東京都目黒区駒場をぶらり!

こんにちは。宇田川しぶやと申します。渋谷を研究したり、バーやクラブでDJしたり、タモリ倶楽部のような街歩きをしたりしています。

国際高校前の駒場高校前から京王井の頭

今回は、目黒区駒場をぶらりしたのでその様子を投稿したいと思います。
3月の小春日和の日、自転車で駒場に行きました。
駒場はどういう場所か一言で言うと、閑静な住宅街と学園の街と言えると思います。駒場のユニークポイントを数点述べていきたいと思います。
1点目はとにかく学園・学校が多いということです。しかも名門国立・私立学校が多いです。具体的には、東京大学・筑波大附属駒場高校・駒場東邦高校・都立国際高校・日本工業大学駒場高校などが挙げられます。

2点目は緑が多いエリアであることです。下図の通り、駒場の多くが何かしらの公園や緑地で占められています。中央部には目黒区立駒場野公園があり、前田家本邸も広大な緑地に囲まれています。東大の敷地も農学部の敷地があり、田畑や自然環境が多くあります。このように閑静な上に広大な公園があり、ファミリー層は安心して暮らせる街だと思いました。

赤点線が駒場エリア。緑箇所が緑地および公園、多くの面積を占めることが分かる。
駒場野公園の中の様子。四季折々の景色が楽しめる。

3つ目に歴史的にユニークなエリアであります。駒場は元々、加賀百万石で有名な前田家の広大な屋敷がありました。明治時代になり、国が大学を作りたいと考えた時に前田家に敷地を譲ってもらったのが今の東大の敷地なんです。
上地図にもある通り、その名残として旧前田家本邸が文化財として保存されており無料で見ることができます。

前田家本邸和館の中。書院造の高級な武家階級なことが分かる。
前田家洋館。訪問した日は休館であった。

最後に駒場の地理的位置についてです。駒場は目黒区に属していますが、南北に長い目黒区でも北の端で(駒場東大前駅の周辺)、西の池ノ上駅は世田谷区、東の神泉駅は渋谷区に位置しています。
目黒区でありながら、京王井の頭線で渋谷や下北沢へアクセスが5分で行け、渋谷区・世田谷区の経済圏だと言えます。街を走っている車のナンバーは世田谷ナンバーが多く見られ境界に位置することが分かります。
このような行政区分や経済圏の境界に位置する街は様々なエリアの色が集まり、私にとってはたまらないんですよね(笑)境界マニアというか。

上の槍の先になっているのが駒場エリア。生活圏は渋谷・下北沢であることが分かる。

駒場というエリアは知っていましたが訪問する機会はなかったので、良いぶらりとなりました。私は行けてませんでしたが、カフェやご飯屋さんも美味しそうなお店見かけたので、それは詳しい人に任せることとします。
ご一読ありがとうございました!

駒場野公園から渋谷のビル群を臨む。

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