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八支則Yama•Niyama


ヨガには何千年も前から伝わるヨーガスートラという教科書みたいなものがあります。

八支則」とは、幸せになるための8つの段階のこと。マットの上で行うヨガのコツだけではなく、マットの外、つまり日常生活で使えるヨガ的人生の生き方のヒントが詰まっています。


①ヤマ(禁戒)¦してはいけないこととされる5つの戒め
②ニヤマ(勧戒)¦するべきこととされる5つの教え

③アーサナ¦座法、ヨガのポーズのこと
④プラーナヤーマ(調気法)¦呼吸法

⑤プラティアーハーラ(制感)¦感覚の制御
⑥ダラーナ¦集中
⑦ディヤーナ¦瞑想
⑧サマディ¦悟り


この8つの教えは3段階に分けられる

第一段階 ☜ 今日はココを詳しく解説します。
マットの外で行う心得の段階①ヤマ/ ②ニヤマ
ヨガを行う前段階で必要となる考え方の習得段階です。この心得を習得していないものはマットに上がる資格がないとまでいわれています。

第二段階
マットの上での動きの段階③アサナ/ ④プラナヤマ
私たちが一般的に「ヨガ」と呼んでいるのはこの二段階目を指します。呼吸とポーズを意識して体を動かします。

第三段階
心の動きの段階⑤プラティヤハラ/ ⑥ダラナ/ ⑦ディヤナ/ ⑧サマーディ
第二段階で体を整えたら、ヨガの最終目標「悟り」へと向かうため、意識を心にうつしていき、深い瞑想状態を作ります。

1〜3の段階を踏んで一連を通してヨガと呼びます。ポーズをとることが”ヨガ”ではないのです。


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