子どもを救急へ連れていったときの話
10年以上前の話になります。
子どもの1歳の誕生日に、育児休業を終えて職場復帰しました。
朝、子どもを保育園に預け、
夕方、迎えに行き、慌ただしく夕食を作る。
そんな生活が始まったばかりのころに、その出来事は起きました。
その日も仕事を終え、子どもを迎えに行って帰宅しました。
夕食の準備にとりかかろうとしたのですが、
なんだか子どもの様子がおかしいです。
いつもなら、おうちのおもちゃに囲まれてひとり遊びを始めるのですが、なんだかおとなしい。
疲れているのかな?
早く夕飯を食べさせて寝かせよう。
そう思って、子どもの顔をじーっと見て気づきました。
あごの下に大きな赤黒いあざがあります。
1歳になったばかりなので、
まだぷくぷくのあごだか首だかよくわからないんですけど、
のぞき込むと確かにあざがあります。
まだよちよち歩きなので、
机につかまり立ちをしたときに、
よろけてあごを強打したのでは?と思いました。
でも、お迎えに行ったときに、保育園の先生からは何も言われませんでした。
急ぎ保育園に電話し、あざがあることを伝えました。
保育園の先生は、あざがあることに気づいていなかったそうです。
また、ケガをするような状況はなかったとのことでした。
どうしよう…
悩んだのですが、
子どもの元気がないこと、
どうしてあざができたのかわからなかったことから、
救急へ連れて行くことにしました。
待合室でしばらく待ち、名前を呼ばれました。
救急の先生に状況を説明し、診てもらったところ、
「これは、よだれかぶれですね。
明日、皮膚科へ連れて行ってあげてください。」
確かに、我が子はよだれの量が多いです。
すぐにスタイはビショビショになるし、こまめにガーゼのハンカチでふいてあげていました。
まさか、よだれかぶれで、あざのようになるなんて思わなかったです。
翌日、皮膚科で診てもらい、処方された軟膏できれいに治りました。
保育園の先生にも事情を説明し、
着替えの服だけでなく、
替えのスタイもたくさん保育園に持って行くことにしました。
初めての育児は予想外のことだらけです。
まさかってかんじの出来事でした。
そして、今どきのスタイは全方向対応なものもあるんですね。
替えなくてもクルクル回せばOKなのかしら。