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子連れで美術館!玉田多紀さんのダンボールアートに元気をもらおう! 平塚市

いやはや。残暑お見舞い申し上げます。
日中暑いと、まだ夏休みで家にいる子どもと何していいか本当に困る
それなら、子連れでアート鑑賞ってどうでしょう?  

先週、平塚市美術館でダンボールアートを見てきました。ダンボールで作った生き物がいっぱい。恐竜やアマビエもいる。
現代アートって難しそうですが、むずかしくない!わかる!楽しい!

卵をかかえるママ恐竜
(ああ、今日の夕飯どうしよう?)

SDGSが大切なご時世、ダンボールはリサイクル100%の素材としてアート業界でも注目されています。

ご紹介する玉田多紀さんは、15年以上前からダンボールの立体作品を制作。関東の公立美術館では初となる展覧会。大型作品ふくむ130点の展示は見ごたえたっぷりでした。

作家さんのギャラリークルーズも参加しました。
あ、ギャラリークルーズって作家さんと一緒に展示室をめぐりながら、制作秘話や作品の見どころを紹介するトークイベントです。

玉田多紀さんは、アーティストで、子育て中のママ
親子で美術館に行きたい。でも、「小さい子ども連れだと敷居が高いなぁ」ご本人も、そう思っていたそうです。

それで、今回の展覧会は、お子さんのファースト美術館デビューになったらいいなと工夫を凝らしているそうです。


え?どこに入るのかな?


恐竜の卵に入ってみよう!
大人も入れるよ。


手前の葉っぱにのってカエルのポーズをとって写真をとろう!
上向いて寝てごらん、カエルの気持ちになれるよ。


会場ではクイズもあるよ!


ここは水中生物の展示室

ともかく、作品が大きい。
くじらも、ジンベエザメもいる。
上には金魚も、ナマズも泳いでいます。
写真に写っている後ろ姿は大人の女性です。ま、そのくらい大きい。


ダンボールアートの作り方を解説するビデオ

先生と息子さんがチビ恐竜をダンボールで作る過程をビデオで流してます。家で作ってみよっかなー。クワガタ作ったら自由研究になるかも?
イスもダンボールだよ。足はゾウとか犬とか色々種類が違っていたよ。

最後は感想を書いてね!


みんなの感想を読むのも面白かった!

美術館の方に伺ったら、平塚市の小・中学校にはチラシを配ったそうです。
ギャラリートークも多くの親子が参加して楽しんでいました。

作家の玉田さんは、出産後、大きい作品を作るエネルギーがなくなった時期があったそうです。赤ちゃんの命を守るだけで手いっぱいの時期で大きい作品なんてできそうもない。その時、息子さんを蓮の花とドッキングさせた蓮太郎シリーズという小さめの子育てを活かしたアートが生まれたそうです。
それも展示されています。

作家さんの生涯のテーマになりそうな絶滅危惧種がいっぱいの展示室。是非美術館で会ってきてほしいな。見出し画像でちょこっと見せてます。

写真撮影は全部OK。さわれるカメレオンの作品があるので、そこでカメレオンを抱っこして写真を撮るのを忘れないでね。

もっと写真で紹介したいけど、あとは行った時のお楽しみ。

9月10日までなので、興味のある方はどうぞ!
元気がもらえる展覧会です!


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