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そもそも心理的安全性って…?

こんばんは。お疲れ様です。ヨルです🌻
「心理的安全性」って言葉を何度も口にしていますが、そもそも「心理的安全性って何・・・?」「ぼんやりとしか分からない・・・」と私も最初思っていたので、整理のために定義や自分の解釈を書いてみます。

心理的安全性の定義

そもそも心理的安全性という概念を最初に提唱したのはエイミーC.エドモンドソン氏で、1999年に発表した論文「Psychological Safety and Learning Behavior in Work Teams」の中で「心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動をとったとしても、チーム内が安全であるという気持ちがメンバー内で共有された状態である」と定義しました。

単に空気を読み合う仲良しチームやぬるま湯組織とは違い、間違っていることをきちんと指摘できたり、率直な意見を恐れず言えるチームが心理的安全性の高いチームと言えます。

例えば、上司にすぐに報告した方がいいことを忙しいからと言ってすぐに報告できなかったり、会議中新しい案が思いついても、すぐに否定されてしまうと思い込み、発言できなかったりするとそれは心理的安全性の低い状態です。
一方で、分からないことを気兼ねなく聞けたり、例え上司と意見が違ってもそれを率直に伝えることができるのは心理的安全性の高い状態と言えます。

画像参照:https://woman.nikkei.com/atcl/aria/column/19/032400215/041400004/

この表は「心理的安全性のつくりかた」著者の石井さんが定義されていた表なのですが、右上の心理的安全性が高い且つ仕事の基準が高いチームが、学習意欲も高く創造的でパフォーマンスの良いチームになるようです。

私が考える心理的安全状態

ここからは個人的な意見で、さまざまな書籍を読んだり自分の経験を通じて、私は心理的安全状態をこのように考えています。

心理的安全性の高いチーム
・チーム内での自分の役割が明確で、自分の存在意義を見出している状態
・思ったことを率直に伝え、たとえ意見が否定されても恐怖を感じない状態
・褒める文化、感謝の文化が形成されている状態

心理的安全性の低いチーム
・自分の役割が曖昧で、「自分は不要」と思い込みが生じてしまう状態
・否定されることに恐怖を感じている状態
・コミュニケーションが手間だと感じてしまう状態

このように挙げてみると、結構「役割」というのが心理的安全性を築く上で重要になってくるのではないかなと考えています。

みんなが考える心理的安全状態

色々書いてきましたが、そもそも心理的安全性の定義に特に答えはなく、人それぞれだと思ってます。
みなさんがどのようなイメージを持っているか知りたかったので、友人やXにて心理的安全性に関するアンケートをとってみたので、そちらの結果を共有します!(ご回答いただいた方々、本当にありがとうございました🙇‍♀️)

心理的安全性の高いチーム
・厳しいルールに束縛されず、周りの人間がおおらかであること
・冗談が通じる関係性であること
・褒める文化がある
・「らしさ」をお互いが認識している状態
・「なんでも聞いていいよ」とあらかじめ共有されている状態
・自分の価値の実感している状態
・悩みの相談や質問がしやすく、情報がオープンになっている状態
・チームとして声かけが自然にできる状態

心理的安全性の低いチーム
・陰口ばかりのチーム
・自分に対して高圧的な人間がいる、上司の圧力か強い
・厳しいルールが敷かれている
・将来性のある仕事に関われない、単純作業だけふられる
・自分の意見を理解してくれない状態
・否定が多い、頭ごなしに否定すること、「この人だめだわ」の情念だけで判断すること

このように見てみると、たしかに「寛容性」や「オープンな状態」、「平等性」も心理的安全に大事な要素であるなと思いました。
自分にはない考え方もあったので、とても参考になりました🙇‍♀️
改めてご回答いただいた皆様、とても素敵なご意見ありがとうございました✨

まとめ

このように言語化してみると、自分が働く上で「どのようなチームになりたいか」、「今のチームでの働きにくさは何が原因か」、「どのように解決できるか」というのを考えるきっかけにもなるので、皆さんも是非心理的安全性について言語化してみるのもいいかもしれません👀✨

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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